タヌキおやじの日々の生活 誉田哲也     

誉田哲也「ヒトリシズカ」を読破!!

小沢が野田総理の協力要請を拒否したそうな。
もうさっさと党から追い出すべきではなかろうか。
こいつがいる限り、政治において、何事も決まらないし、物事が進まないし、ことが収まらないのではないかと。

ヒトリシズカ (双葉文庫)ヒトリシズカ (双葉文庫)
(2012/04/12)
誉田 哲也

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誉田哲也の文庫本における最新作ということで購入する。
強いて言うならば、東野圭吾の「白夜行」「幻夜」に似ている小説であると思った。
不幸な生い立ちを背負った、異様にコワい一人の女を書いた小説であるという点で一致する。
しかし、東野作品にグロテスクな描写が少ないのに対し、誉田作品はグロテスク、残酷な描写が多々ある。
レイプとか人が死ぬとかありまくりです。
三分の一を読んだくらいで、嫌な印象を受け始めたのだが、まあ、最後は、誉田作品のいつもの例によって救いのある結末となっていると思う。

あらすじは、暴力団員の男が拳銃で撃たれて死亡した。
犯人逮捕を間近にして、司法解剖を行った法医学者から連絡が入る。
心臓に達していた銃弾は、一度、その手前で止ってから、また動いて心臓に達したというのだ。
この一件は、犯人がはっきりしたことでうやむやになった。
しかし、この事実は、深い闇のごく一部に過ぎなかった。。。
という感じであります。

小説中の各章の名前の付け方がスゴイ。
第一章が「闇一重(やみひとえ)」、第二章が「蛍蜘蛛(ほたるぐも)」、第三章が「腐屍蝶(ふしちょう)」。
第四章が「罪時雨(つみしぐれ)」、第五章が「死舞盃(しまいさかずき)」、第六章が「独静加(ひとりしずか)」。
すごいネーミングセンスである。
暴走族のみなさんが自分たちのチームにつけるような名前の数々である。
吾輩などは、目次を見てから買うか買わないか判断すべきだったかもしれない。

とりあえず、未成年には読ませない方がいいような小説かもしれない。
ホラー小説が好きな人には受けるかもしれない一著である。

自分の評価
★★★☆☆55点

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誉田哲也「武士道エイティーン」を読破!!

大阪の橋下氏に対する期待はすごいなあと感じる今日この頃。
なんかイメージだけであっちに目移りし、こっちに目移りしてるような気もするな。
政治家を育成するという視点が欠けてるような気もする。

武士道エイティーン (文春文庫)武士道エイティーン (文春文庫)
(2012/02/10)
誉田 哲也

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前編の「武士道シックスティーン」「武士道セブンティーン」を読んでいたので、惰性で購入する。

参考(過去の記事)
誉田哲也「武士道シックスティーン」を読破!!
誉田哲也「武士道セブンティーン」を読破!!

あらすじはというと、
宮本武蔵を心の師と仰ぐ香織と、日舞から剣道に転向した早苗。
早苗が、福岡に転校してからも二人はよきライバルであり続ける。
二人は、三年生の高校生活最後のインターハイで、大将戦での決戦を目指す。
また、二人の高校卒業後の進路は。。。
という感じです。

シックスティーン、セブンティーンと、エイティーンが異なるのは、前者が香織と早苗の視点で書かれていたのに対し、後者は二人の視点に加えてサブキャラクターの視点でも書かれていることである。
基本的なスタンスは変わらないと思う。

印象に残ったのは、
「守(しゅ)破(は)離(り)」という言葉。
むかし、読んだ、吾輩が尊敬する科学者が書いた本に載っていた言葉でもあった。
『稽古を積む課程、すなわち修行における順序を表す言葉で、独自の境地を拓く、道すじとして、師の流儀を習い、励み、他流をも学ぶことを重視した教えである。
一般的には、「守」は、師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと、
「破」は、師の流儀を極めた後に他流をも研究すること、
「離」は、自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこととして説明される。
武道における修行が人生に深く関わっている以上その修行には限りがない。
すなわち限りなき修行に没入することを最終的には求めている言葉である。』
そうな。(参照)武道論十五講、不味堂出版

なにも武道に限ったことではない。
学問でもそうだし、あらゆることに通じる言葉であると感じた。

ともあれ、吾輩にとっては、高校時代の部活のあの厳しい上下関係と、汗臭い道場と部室の思い出を思い出させてくれる一冊である。

自分の評価
★★★☆☆50点

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誉田哲也「武士道セブンティーン」を読破!!

民主党の代表選で野田氏が代表となったそうな。
今度は、次の選挙まで続いてほしい。

武士道セブンティーン (文春文庫)武士道セブンティーン (文春文庫)
(2011/02/10)
誉田 哲也

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前編の「武士道シックスティーン」を読んでいたので、惰性で購入する。

参考(過去の記事)
誉田哲也「武士道シックスティーン」を読破!!

題名から分かる通り、「武士道シックスティーン」の続編であり、前編が、主人公の早苗と香織が高校一年生の時を書いたのに対して、本編では、高校二年生の時を書いている。
当然、続編の「武士道エイティーン」というのもあるらしい。
剣道に励む女子高生の物語ということで爽やかなものを期待してしまうが、期待に裏切らない爽やかさを感じることができると思う。
基本、爽やかな本書のキーワードは、『武士道』。
それに対するキーワードは、『スポーツ』。

『武士道』とは、なんぞやということで、ウィキペディアの『武士道』の項目を参照してみるに、武士道でも戦国時代、江戸時代、明治時代以降と中味が変化しているようである。
戦国時代においては、あらゆる手段をもって戦に勝利することが武士道であり、己を評価してくれる主君を見つけるまで主君を代えてもよいという風潮があった。
しかし、江戸時代においては、「武士道と云ふは、死ぬ事と見付けたり」に代表されるような主君に対する絶対的な忠誠が武士道になった。

本書では、『武士道』についての明確な定義はなかったが、己を律することができるように研鑽することを武士道と言っているのではないかと思う。

ともあれ、あらすじはというと、同じ高校で高校一年を過ごした香織と早苗だが、早苗は、家庭の事情で福岡の剣道強豪校に転校してしまう。
そこで、早苗は、前の高校との指導方法の違いに戸惑う。
そして、異色の剣道歴を持つ黒岩レナと出会う。
一方、香織は、後輩の育成に精を出す。
この三人は、九州で行われる大会で顔を合わせることになる。
しかし、黒岩は、かつて香織と戦ったことのある相手であった。
という感じです。

武士道がテーマだけど、軽く読めてしまう一冊である。
でも、実際の体育会系部活動は、こんな爽やかで軽いもんじゃないよなあと思う。
実際は、汗臭くて泥臭いよなあと思ってしまった。

以下、主人公の香織の愛読書、二冊。
宮本武蔵の「五輪の書」。
五輪書 (ちくま学芸文庫)五輪書 (ちくま学芸文庫)
(2009/01/07)
宮本 武蔵

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新渡戸稲造の「武士道」。名著です。
吾輩が思うに我が国の道徳の教科書にすべきではないかと。
武士道 (PHP文庫)武士道 (PHP文庫)
(2005/08/02)
新渡戸 稲造

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自分の評価
★★★☆☆60点

続編の記事
誉田哲也「武士道エイティーン」を読破!!

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誉田哲也「ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ」を読破!!

スギ花粉が飛び始めたらしい。
くしゃみと鼻水が止まらなくなってきた(涙)。

ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)
(2008/12)
誉田 哲也

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ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)
(2009/01)
誉田 哲也

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ジウ〈3〉―新世界秩序 (中公文庫)ジウ〈3〉―新世界秩序 (中公文庫)     
(2009/02)
誉田 哲也

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特殊急襲部隊という文字にひかれて購入したのであった。
内容はというと、非常にグロい。
レイプとか残酷な描写とかがいたるところに出てきますなぁ。
とにかく人が死にまくります。
しかし、一気に読み進めてしまう面白さがあったような気がする。
未成年には、あんまりお薦めできないかもしれないです。

警視庁でも、特殊犯捜査係 (SIT)、特殊急襲部隊(SAT)、殺人犯捜査係などがでてくる。
特殊犯捜査係とは、全国の都道府県警察本部、刑事部捜査第一課に設置されている係で、人質立て篭もり事件や誘拐事件等の捜査を担当しているそうな。
特殊急襲部隊とは、日本の警察の特殊部隊であり、主な任務は、ハイジャック事件、重要施設占拠事案等の重大テロ事件、銃器等の武器を使用した事件等への対処である。
また、刑事部の特殊犯捜査係だけでは対処できない凶悪事件にも出動するそうな。

ここ最近の事件でも、SITは、活躍してるが、SATは、あまり出動機会がなく実力が未知数というところであろう。
もっとも、SATが活躍する世の中ってどうかと吾輩、思うのであるが。。。。

あらすじはというと、都内の住宅地で人質籠城事件が発生した。
警視庁捜査一課特殊犯捜査係が出動し、その一員の主人公、門倉美咲巡査は、差し入れ役として犯人のもとに向かう。
そして、同じく特殊犯捜査係のもう一人の主人公、伊崎基子巡査の活躍で、犯人は取り押さえられる。
しかし、事件は急展開をみせる。
籠城事件の犯人は、未解決の児童誘拐事件の犯人の一人でもあったのだ。
その誘拐事件は、人質の児童の指が切落とされ、送りつけられた上に犯人には身代金を奪われ、逃げられたというものであった。
その犯人の自供により、誘拐事件の主犯である少年ジウの姿が浮かび上がってくる。

この辺までが、一巻目である。
二巻目で、特殊急襲部隊が出てきて、派手な銃撃戦やらなんやらがでてくるのである。

同じく誉田哲也の「武士道シックスティーン」もそうであったが、対照的な性格の二人の主人公が、それぞれの視点で話が進んで行く。
門倉美咲は、特殊犯捜査係から生活安全課に転任となり、ジウを追うことになる。
伊崎基子は、特殊犯捜査係から特殊急襲部隊に転任となり、新世界秩序という団体から接触を受けることになる。

ジウと行動を共にする新世界秩序という団体が、いろんな事件を起こしてくれるのだけど、これはオウム真理教に影響を受けてるのかなあと思った。
オウム真理教が起こした事件の数々も犠牲者の多い特異なものであったが、この小説で書かれる事件の数々も相当、特異である。
まあ、フィクションであるといえば、それまでだが。。。。

とりあえず、賛否両論の分かれる作品ではあると思う。

自分の評価
★★★☆☆70点

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誉田哲也「アクセス」を読破!!

アクセス (新潮文庫)アクセス (新潮文庫)
(2007/01)
誉田 哲也

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同じ著者の「国境事変」と「武士道シックスティーン」がそこそこ面白かったので購入。
はじめは、様々な心の悩みを抱えている少年少女たちが、ネットを通じて心を通わせていくというようなあらすじを期待していたのだが、読んでいくうちにこれは、と。。。。ガクガクブルブル((((;゚Д゚))))

ホラー小説ではないかと。。。。((((;゚Д゚))))

吾輩、幼い頃に「エルム街の悪夢」というホラー映画の予告編を観て夜眠れなくなったのがトラウマになっているのか、理系の科学的合理精神がホラーを許さないのか、どっちかというと前者なのだが、ホラーは苦手なのである。

しかし、買ってしまったものは読まないともったいないという勿体ない精神が勝って、全部読破した。
最後は、救いのある結末だったのでよかった。

あらすじはというと、親友、尚美の死から立ち直るまもなく、可奈子の携帯に着信が入るようになった。
電源を切っても聞こえる「おまえが殺した」という押し殺した笑い声。。。
同時に、可奈子のいとこである雪乃やその友人、翔矢の周りでも不可思議な出来事が起こるようになる。
そして、不可思議な事件に遭遇している人間に共通するのが、「2mb.net」というサイトを通して、誰かを勧誘すればネットも携帯も無料というプロバイダに登録したという点であった。
可奈子、雪乃、翔矢は、プロバイダを解約すべく行動を開始するが。..

という感じである。
う~ん、ホラー小説は、ホラー小説だと書いて欲しいものである。

ここで、一句。

『世の中に
タダより高い
モノはナシ』

自分の評価
★★☆☆☆45点(ホラー小説だから低評価)

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プロフィール

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Author:tatsunootoshigo
関東育ちの三十路親父です。
今は、関東に住んでいます。
現在、日本百名城攻略中!!
座右の銘は、
「はやきこと風の如く、
 静かなること林の如し、
 攻めること火の如く、
 動かざること山の如し」。
よろしくです。
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