タヌキおやじの日々の生活 航空宇宙関連     

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前間孝則「ホンダジェット―開発リーダーが語る30年の全軌跡」を読破!!


序章 ホンダ航空機事業参入の衝撃
第一章 創業者精神の水脈
第二章 五里霧中の日々
第三章 ハードウェアで世界を変える
第四章 飛翔への道程
終章  グローバル時代の新次元へ

日本において、航空機メーカーが自動車メーカーになった例はたくさんあったが、自動車メーカーが航空機産業に進出したのは、ホンダが初めてであった。
最近、ホンダはビジネスジェットを販売し始めた。
80年代からホンダは地道に航空機とジェットエンジンの研究を始めていたらしい。
20~30年の研究開発期間を経てホンダジェットの販売に至った。
それなりの準備期間があったわけである。
また、それは米国において行われた。
ホンダジェットの特徴は、その構造にある。
主翼の上にジェットエンジンを配置するというのは、非常にエポックメイキングであるとのことであった。
ホンダとしては、空のシビックをイメージしていたとのことだ。
大衆車ならぬ大衆飛行機を目指したということであろうか。
しかし、管理人が考えるのは、航空機メーカーにとって難しいのは、成功を続けるということである。
三菱重工は、昔、ビジネス用双発ターボプロップ機MU-2を765機売って成功したものの、次のビジネスジェット機MU-300では、米国での不景気のあおりを受けて1800億円の赤字を出して失敗し、ビジネス機市場から全面撤退した。
ちなみに、MU-300は、その後、ビーチ・クラフト社に製造販売を移管し、ビーチジェットという名で800機が販売され、米空軍の訓練機にもなったそうである。
要するに、製品としてはよかったものの、販売の仕方が悪かったので失敗したというYS-11と同様の失敗原因が挙げられるわけである。
しかし、ホンダジェットの場合は、ホンダが米国に持っている自動車の販売網を利用したとのことであった。
ホンダの航空機産業進出が真に成功であったかどうかは次のビジネスジェット機で成功するかどうかで判断されるものと思う。
最近、日本においてめっきり少なくなったと思うイノベイティブなチャレンジであり、ぜひ引き続き航空機開発をしてもらいたいと思う。

自分の評価
★★★☆☆70点

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2016年国際航空宇宙展(その2)

2016年国際航空宇宙展(その1)の続き。

なんのヘリだかわすれました。
入間基地・2016国際航空宇宙展 083

コックピット部分。
入間基地・2016国際航空宇宙展 084

富士重工のヘリ。
入間基地・2016国際航空宇宙展 085

UH-X多用途ヘリコプター。
UH-1とあまり形状が変わらないのが残念な気がする。
入間基地・2016国際航空宇宙展 087

F-35のモックアップ。
航空自衛隊関係の人が多かった。
入間基地・2016国際航空宇宙展 090
入間基地・2016国際航空宇宙展 091
入間基地・2016国際航空宇宙展 092

お~、美しい曲線である。
入間基地・2016国際航空宇宙展 100

コックピット部分。時間帯によっては座席に乗れる時もあったらしい。
入間基地・2016国際航空宇宙展 102
入間基地・2016国際航空宇宙展 103

感想
少々ごちゃごちゃしてたので、わかりづらかった。
業界の人間は、それなりにいろいろあるんだろうと思う。
マニアらしいのも相当数来ていた。
1200円の入場料はお得だと思う。
F-35のモックアップは、イギリスですでに見ていたので特に感動はなかったな~。

関連記事
2016年国際航空宇宙展(その1)
2016年国際航空宇宙展(その2)
グーグルマップ上で見る旧軍施設等

参考

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2016年国際航空宇宙展(その1)

去る日、東京ビックサイトで行われた2016年国際航空宇宙展に行ってきた。
まあ、いろいろあっておもしろかった。

入間基地・2016国際航空宇宙展 105

エアバスのH136だっけか???名前はよく覚えていない。
陸自の次期多用途ヘリコプターUH-Xで敗れたんだっけ???
入間基地・2016国際航空宇宙展 068
入間基地・2016国際航空宇宙展 072

川崎重工のBK117。
カワサキのベストセラー機といってよいだろう。
入間基地・2016国際航空宇宙展 073
入間基地・2016国際航空宇宙展 075

コックピット部。
入間基地・2016国際航空宇宙展 076

うしろから。
入間基地・2016国際航空宇宙展 077

ヤマハのUAV。
1000万円以上するのだそうな。
入間基地・2016国際航空宇宙展 078

どこぞやの巡航ミサイルのモック。
入間基地・2016国際航空宇宙展 079
入間基地・2016国際航空宇宙展 080

イスラエルの軍事メーカーの多用途センサ。
入間基地・2016国際航空宇宙展 081

イスラエルのUSV。
イスラエルは人口が少ないので、無人機に力を入れているものと見える。
入間基地・2016国際航空宇宙展 082
その2に続く。

関連記事
2016年国際航空宇宙展(その1)
2016年国際航空宇宙展(その2)
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G・ハリー・スタイン「宇宙観光がビジネスになる日」を読破!!



内容の紹介(カバーより引用)
「宇宙への旅が「むずかしく、危険で、金がかかる」時代は終わり、新しい輸送手段の開発と民間起業家の参加によって
「すべての人が利用できる宇宙の旅」が実現しつつある。
その現状を、NASAの実験場、航空宇宙メーカーの会議室、
連邦議会のロビー、
あるいは投資家への取材を元にして、ダイナミックにえがく。」

目次
PART1 コンセプトの誕生
第1章 雄鳥がホワイトサンズで時をつくる
第2章 トーテムポールを崩す
第3章 すべての人が宇宙へ行ける
第4章 アイディアの始まり
第5章 ROMBUSとプラグノズル
第6章 SERVとスペース・マーチャンツ
第7章 スペースサービスとの契約
第8章 マクスウェル・ハンターと評議会
PART2 コンセプトから実験段階へ
第9章 戦略防衛構想局と第一段階
第10章 デルタクリッパー
第11章 ロールオーバー、ロールアウト
第12章 「やったぞ!」
第13章 ハンツビル会議
第14章 反対がはげしさを増す
第15章 格納庫で資金を待つ
第16章 成功と幸運な失敗第17章 実験機についての公聴会
第18章 宇宙政策、コードX、円卓会議
第19章 協同契約通知とNAC、その他の関係者
第20章 X-33の決定
PART3 夢への入り口
第21章 「それが経済というものさ!」
第22章 現実の市場へ
第23章 SSTOは地球エクスプレス
第24章 想像できないほどの市場がみえる
第25章 宇宙港
第26章 「地球を手にしたら、星はわれわれのものだ」

90年代に開発された単段式宇宙往還機(SSTO)について書かれた本。
アメリカでは、人を月面に送り込むというアポロ計画が成功した後、省コストで宇宙と地球の間を往復するための手段について研究がさかんになされた。
そのひとつが、スペースシャトルであり、これは、省コストという点では明らかに失敗であった。
というのは、再利用のためのコストが当初予定されていたより大きかったからである。
また、スペースシャトルは、補助ロケットを使用しなければ、打ち上げ不可能であった。
その一方、SSTOは、単段式であり、それのみで、大気圏を突破して宇宙空間に到達し、任務を達成した後、大気圏突入して帰還し、再利用される。
スペースシャトルが、補助ロケットなどを再利用できないのに対し、SSTOは、すべて再び使用できるので、当然、コストとしては安くなるという利点がある。
SSTOの実験機として、マグドネル・ダグラスが作成したのが、DC-XとDC-XAであった。
これらは、宇宙空間までは到達しないものの、大気圏をある程度まで上昇した後に、降下し、別の地点に垂直に着陸するという実験を成功させた。
SSTOには、垂直離着陸(VTOVL)、垂直離陸水平着陸(VTOHL)、水平離着陸(HTOHL)がある。
たとえば、水平離着陸であったら、既存の空港を使用できるという長所があるそうな。
航空機のように離陸して、そのまま宇宙に到達することができるというのは、アニメの世界ではよくあるが、現実には未だ達成されていない。
ある意味、人類の夢であるのであろうと思う。
また、この技術は、世界の都市を結ぶ旅客機としても使えるとのことであった。
ジェット機であれば、東京からワシントンDCまで十時間以上かかるのが、SSTOは、大陸弾道弾と同じようなコースを辿ることができるので、一時間くらいでついてしまうそうである。
旅客輸送の歴史を変える可能性を秘めている技術といってよいと思う。
また、宇宙にホテルを建設し、その往復にも使えると。。。
コストを現在の打ち上げの10分の1以下にすることができる画期的な技術であることは間違いない。
アメリカは、いろいろな実験機をずっと開発しては実験しているわけである。
予算が少なくて、ろくな実験機が作れない日本からすると、うらやましい限りであると感じる。
よいプロダクトというのは、実験を繰り返して、壊しまくった末に産み出されると思うからである。
まあ、とりあえず、アメリカが行った宇宙開発の実験にこのようなものがあるということで読む価値がある一冊かと思う。

自分の評価
★★★☆☆55点

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ゲーリー・ドルシー 「衛星ビジネス・ウォーズ―大を制した宇宙ベンチャー」を読破!!



目次
第1章 一九九二年一月マイクロスペース、新たなフロンティア
第2章 一九九二年七月狼の子どもたち
第3章 一九九二年九月はじめての遅れ
第4章 一九九二年十月立ちはだかる壁
第5章 一九九二年十月コロラドのカウボーイたち
第6章 一九八一年ー一九九二年宇宙ベンチャーの真実
第7章 一九九三年二月先頭を走れ
第8章 一九九三年春像の交尾
第9章 一九九三年四月魔法の瞬間
第10章 一九九三年五月ペガサスの贈り物
第11章 一九九三年七月会社を賭ける
第12章 一九九三年八月足枷をはめながら
第13章 一九九三年八月、九月単純さの罠
第14章 一九九四年三月カラカスの紳士
第15章 一九九四年三月干渉を排除せよ
第16章 一九九四年八月、九月Bマイナスの衛星
第17章 一九九四年一二月~一九九五年三月不完全な世界の産物
第18章 一九九五年三月打ち上げ前夜
第19章 一九九五年四月、五月破れかぶれ
終章

アメリカは、レーガン大統領の時代に宇宙の民間利用についての政策を始めた。
その施策が、最近の、民間企業によるISSへの往復機の打ち上げや宇宙観光といったことで実現されつつある。
日本でも、あのホリエモンが北海道でロケット開発を行ったりと、民間による宇宙開発の流れが小さくだが生まれつつある。
一番はじめに民間が宇宙を目指したのは衛星ビジネスであった。
特に通信関係であった。
たとえば、イリジウムという衛星を使った携帯電話サービスが生まれたりした。
しかし、イリジウムは、その後、経営が成り立たなくなり、その衛星をすべて大気圏突入して破棄するという結果に終わった。
本書は、通信衛星ビジネスでも、トラックの追跡など移動体通信サービスのための衛星開発を取り上げたものである。
今では、民間で衛星を製作して国のロケットを利用して打ち上げるのは当たり前になってしまったが、1993年当時は、非常に革新的なことであった。
ロケットを打ち上げるのは、オービタル・サイエンス社で、衛星を開発し運用するのはオーブコム社であった。
オーブコム社の社員たちの奮闘を書いている。
これを読んでいると、日本とアメリカの企業文化とか、国民の企業に対する考え方の違いがおもしろい。
オーブコム社は、このとき、ベンチャー企業であり、ここに入ってきた社員たちは、NASAとか、ロッキードなど大企業を避けて、自由な社風を求めてきた人たちであった。
本書を読んでいると、その人々の一種の反骨精神が感じられておもしろい。
国とか大企業の方も、そういったベンチャー企業に積極的に投資したり、取り引きしたり、日本と比べると、チャレンジ精神が旺盛であると感じた。
はじめの衛星を開発して打ち上げるために、若い技術者たちは残業に次ぐ残業で私生活を犠牲にして次々に恋人と別れたりと、いろいろな悲喜劇があるわけである。
何十機かの衛星を打ち上げて、移動体通信システムを作り上げるものの、イリジウムと同じく、アメリカの会社更正法の適用を受けている。
イリジウムと違って、こちらは、営業を続けているらしい。
いずれにしても、衛星ビジネスはハイリスクであるということであろう。
ただし、オービタル・サイエンス社の方は、その後も成功を続けて、今では、民間によるロケットの打ち上げを商業的に成功させている。
最先端のことは、NASAや軍などの政府が行い、その後は、民間活力によってその裾野を広げていくという形であると思う。
ちょっと、古い話かもしれないが、それなりにおもしろく読める一冊かと思う。

自分の評価
★★★☆☆55点

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プロフィール

tatsunootoshigo

Author:tatsunootoshigo
関東育ちの三十路親父です。
今は、関東に住んでいます。
現在、日本百名城攻略中!!
座右の銘は、
「はやきこと風の如く、
 静かなること林の如し、
 攻めること火の如く、
 動かざること山の如し」。
よろしくです。
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