タヌキおやじの日々の生活 2008年12月     

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」を読破!!

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)
(1998/03/13)
東野 圭吾

商品詳細を見る


東野圭吾の「パラレルワールド・ラブストーリー」を再読する。
本の題名にラブストーリーとあったので、多少甘い話なのかなあと思いきや、がっちがちのミステリーである。
ラブストーリー的な甘美さは全くないと言ってよい。
脳科学、特に記憶に関する領域を題材にして、ミステリーとした小説である。
大体のあらすじは覚えていたが、結末を忘れていたので、再読でも、十分に楽しめた。

内容(カバー裏面より引用)
『親友の恋人は、かつて自分が一目惚れした女性だった。
嫉妬に苦しむ敦賀崇史。
ところがある日の朝、目を覚ますと、彼女は自分の恋人として隣にいた。
混乱する崇史。
どちらが現実なのか?
―――存在する二つの「世界」と、消えない二つの「記憶」。
交わることのない世界の中で、恋と友情は翻弄されていく。』

まあ、友達の恋人を好きになってしまったというよくあるシチュエーションと記憶の改変という脳科学のテーマを組み合わせたものと言えるだろう。
最近では、脳波によって、機械を制御したりすることに成功しつつあるようだが、思考の仕組みとか、記憶の分野においては、あまり研究成果が挙がっているというニュースは聞かない。
本書は、そんな脳科学の世界である成果がなされたという仮定の元で起きた事件を描く。
主人公と、その親友と、恋人は、同じ会社の研究所に配属されている。
だが、脳科学の分野を事業にする会社ってなによ?って感じもするのである。
まあ、将来的には、認知症、アルツハイマー症の治療とかに役立つのであろうか。
また、鬱病とか精神病の治療にも役立つかもしれない。
ただ、現在の段階では、本書に載っているような研究が企業の研究機関で行われているのは、不自然だなあという気もする。
事業に結びつきにくいので、大学とかの研究機関では行われているだろうが。
ともあれ、この本で出てくるMACという企業の研究機関は、非常にあやしげである。

それから、主人公たち三人は、ある決断をするのだが、その内容というのは、将来的には、どうなんだろうという問題提起をするものでもあったような気がする。
近い未来、おそらく、そういったことができるようになって、自然のものに手を加えることが正しいことなのかどうなのかという倫理的な問題となると思うからだ。

将来、このようなことができるようになったらと考えながら読むとさらに面白くなるであろうと思われる一冊である。

自分の評価
★★★☆☆55点

2012年2月11日改訂。

ポチっとお願いしますm(_ _)m
にほんブログ村 小説ブログへにほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ
スポンサーサイト

プロフィール

tatsunootoshigo

Author:tatsunootoshigo
関東育ちの三十路親父です。
今は、関東に住んでいます。
現在、日本百名城攻略中!!
座右の銘は、
「はやきこと風の如く、
 静かなること林の如し、
 攻めること火の如く、
 動かざること山の如し」。
よろしくです。
コメント、トラックバック、相互リンク、大歓迎です。

サイト内検索

日本百名城のインデックス

百名城インデックスへ

百名城以外のインデックス

百名城以外インデックス

博物館などのインデックス

博物館などのインデックス

タヌキおやじの足跡

タヌキおやじの足跡

※本ブログにおける訪問した場所の記事とグーグルマップを関連付けたホームページです。

カレンダー

11 | 2008/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月別アーカイブ

ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 その他趣味ブログへ blogram投票ボタン

広告・宣伝

whiteheights-banner3.jpg

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。