タヌキおやじの日々の生活 2009年08月     

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

浅田次郎「珍妃の井戸」を読破!!

珍妃の井戸 (講談社文庫)珍妃の井戸 (講談社文庫)
(2005/04)
浅田 次郎

商品詳細を見る


浅田次郎の「珍妃の井戸」を一週間くらいで読み終えた。
「蒼穹の昴」の続編である。
「蒼穹の昴」と較べると、あんまり面白くなかったような気がする。
期待はずれって所か。。。
「蒼穹の昴」は、時代小説だったが、「珍妃の井戸」は、時代推理小説である。

あらすじはというと、
清朝末期、義和団事件が起こっている最中の北京で、皇帝の寵愛を一身に受けた美しい妃が殺された。
その犯人探しに、日英独露の貴族たちが乗り出すというものである。
そして、その真実は・・・・。
というようなものです。

そして、構成は、アメリカ人、トーマス・E・バートン記者の証言、宦官・蘭琴氏の証言、清国陸軍軍人・袁世凱氏の証言、瑾妃殿下の証言、宦官・劉蓮焦氏の証言、愛新覚羅溥儁氏の証言からなっている。

日英独露の貴族たちは、立憲君主制度を守るという目的のために、珍妃殺害の犯人を捜そうとするのだが、動機が薄弱であるような気がする。
時代としては、1902年という設定となっており、日清戦争、義和団事件と、日露戦争との間の時代である。
日露戦争の直前ということで、登場する日本の貴族とロシアの貴族は仲が悪い。
また、当時の国際情勢、各国のパワーバランスがよく書かれていて面白い。

清国末期については、あまり興味を持ったことがなかったのだが、西太后、李鴻章、袁世凱の他にもいろんな人物がいたことに気付かされた。

先ず、日清戦争後、時の清国皇帝である光緒帝は、戊戌の変法を推し進めようとした。
戊戌の変法とは、1898年に、光緒帝の全面的な支持の下、若い士大夫層である康有為・梁啓超・譚嗣同らの変法派によって行われた政治改革運動である。
明治維新を模範としたものであった。
しかし、改革があまりにも急激であったため、西太后が、栄禄、袁世凱らとともに、武力をもって戊戌の変法を挫折させた(戊戌の政変)。
戊戌の政変までを舞台にしたのが、「蒼穹の昴」であり、戊戌の政変の後に、義和団事件が起こり、その後を舞台にしたのが、本作品である。

とりあえず、清朝末期の歴史に触れるという意味で読んでもいい作品かもしれない。

自分の評価
★★☆☆☆45点

関連記事
浅田次郎「蒼穹の昴」を読破!!
※「珍妃の井戸」の前編小説。
中国歴史アラカルト
読んだ本
書籍読了。 其の壱・終了

ポチっとお願いしますm(_ _)m
にほんブログ村 小説ブログへにほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ
スポンサーサイト

プロフィール

tatsunootoshigo

Author:tatsunootoshigo
関東育ちの三十路親父です。
今は、関東に住んでいます。
現在、日本百名城攻略中!!
座右の銘は、
「はやきこと風の如く、
 静かなること林の如し、
 攻めること火の如く、
 動かざること山の如し」。
よろしくです。
コメント、トラックバック、相互リンク、大歓迎です。

サイト内検索

日本百名城のインデックス

百名城インデックスへ

百名城以外のインデックス

百名城以外インデックス

博物館などのインデックス

博物館などのインデックス

タヌキおやじの足跡

タヌキおやじの足跡

※本ブログにおける訪問した場所の記事とグーグルマップを関連付けたホームページです。

カレンダー

07 | 2009/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 その他趣味ブログへ blogram投票ボタン

広告・宣伝

whiteheights-banner3.jpg

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。