タヌキおやじの日々の生活 2010年03月     

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吉村昭「零式戦闘機」を読破!!

零式戦闘機 (新潮文庫)零式戦闘機 (新潮文庫)
(1978/03)
吉村 昭

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吉村昭の「零式戦闘機」を一週間くらいで読み終えた。
「零式戦闘機」とは、正式名称が「零式艦上戦闘機」で、通称「ゼロ戦」、太平洋戦争で活躍した日本海軍の戦闘機である(以下、零戦)。
zerosenn.jpg
(ウィキぺディアより引用)

零戦関連の本は、柳田邦夫の「零戦燃ゆ」と、零戦設計者の堀越二郎と奥宮正武の「零戦」を過去に読んだことあった。
あらすじとしては、導入として日本軍航空隊のなりたちから、零戦の開発、日中戦争、太平洋戦争初期の活躍、中期からの苦戦、末期の特攻隊としての悲惨な出撃までが書かれている。
零戦関連の本は、たくさん出版されているので、他の本を読んでいる人には、物足りないかもしれない。
柳田邦男の「零戦燃ゆ」は、零戦を中心として太平洋戦争全般と日本陸海軍の航空機開発全般についてが書かれていたが、この作品は、零戦と零戦を開発した人々と零戦に乗った人々と零戦を作った人々について焦点を絞って書かれている。
他の零戦本にない記述の一つとして、零戦を分解して始めは牛で戦争末期になると馬(ペルシュロン種)と牛で工場から飛行場まで運んでいたという記述がある。
そして、戦争に負けたときには、餌の欠乏と過酷な労働で牛は一頭残らず死に絶え、ペルシュロン馬は、89頭が死に、15頭が生きているだけであったという。
色々な事情で牛馬に航空機の運送を頼らざるを得なかったのだけど、そのことから見ても勝てる戦争ではなかったのだなあと思う。
明治維新から欧米列強を追いつき追い越せでやってきた日本には、アンバランスな所がたくさんあったのである。
そういう面を吉村昭氏は、書いていると思う。
また、それは、戦後60年の今でも変わらないことであるような気がする。
例えば、世界に誇る科学技術力を持つ一方で、非常に稚拙な政治がなされていたり、生活においても物があふれている一方で、人々は、豊かさを実感してなかったり。。。
ただ絶望するのではなく、こういうアンバランスは、これから是正していくべきだし、是正されるべきであろう。
これから零戦について知りたいという人は読んだ方が良い本だと思う。

自分の評価
★★★☆☆65点

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