タヌキおやじの日々の生活 2010年08月     

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吉村昭「ポーツマスの旗」を読破!!

ポーツマスの旗 (新潮文庫)ポーツマスの旗 (新潮文庫)
(1983/05)
吉村 昭

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吉村昭の「ポーツマスの旗」を一週間くらいで読み終えた。
日露戦争時の外務大臣である小村寿太郎を主人公とし、アメリカのポーツマスでの日露の和平会談を題材にしたものである。

読んでみて、外交交渉というのは、極限まで神経をすり減らすものだなあと思った。
自国の国民と相手国との板挟みになるわけである。
日露戦争のように、連戦連勝して国民がロシアから賠償金と土地を得ることを期待してる一方で、国力が限界まで達しており、次に会戦を行うと負ける可能性が高いという状況では特にそうであろう。

日露戦争時に、日本にとって幸運だったのは、自分の身を犠牲にして国益のために尽くす人物が多くいたことである。
その点、大義とか友愛?とか国益とかを表面上は口にしながら、権力闘争に明け暮れてる今の政治家とは異なっている。

あらすじは、日露戦争の経過とともに、講和会議の国際的な機運が高まり、ポーツマス講和会議が開催されることになり、小村寿太郎が会議に臨み、講和成立を果たす。
しかし、樺太北部と賠償金の放棄は、国民の憤懣を呼び、大暴動へと発展し、小村に非難が集中する。
それから、小村の生涯が終わるまでを書いている。

それにしても、太平洋戦争と異なるのは、日露戦争では、陸軍が戦争終結を望んだということである。
太平洋戦争において、陸軍が無条件降伏をなかなか認めようとしなかったのとは大きく異なる。
明治期の陸軍は、自軍の実力、敵国の実力についてよく知っていたということか。

外交交渉が主な小説であるので、なかなか面白いとは言い難いけど、読む価値のある小説であると思う。
吉村作品全般に言えることだが、まったくの小説というよりかは、ノンフィクションに近い小説であると言えると思う。

自分の評価
★★★☆☆60点

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