タヌキおやじの日々の生活 ウィリアム・R. シーア、マリアーノ アルティガス「ローマのガリレオ―天才の栄光と破滅」を読破!!     

ウィリアム・R. シーア、マリアーノ アルティガス「ローマのガリレオ―天才の栄光と破滅」を読破!!

ローマのガリレオ―天才の栄光と破滅ローマのガリレオ―天才の栄光と破滅
(2005/01)
ウィリアム・R. シーア、マリアーノ アルティガス 他

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歴史上、有名な科学者の伝記について読破していこうと思って手始めに選んだ本である。
ガリレオ・ガリレイ。。。。
地動説を強硬に主張してローマ教会から弾劾された人である。
1500年代半ばから1600年代半ばまでイタリアに生きた人である。
本書は、ガリレオの業績というよりも、ローマ教会との地動説と天動説をめぐる論争に焦点を当てている。
だから、我輩のような科学技術信仰者にとっては、すこし読み始めたときの期待からは外れているように感じる。
ただ、その当時のイタリアの人々にとっての科学に対する関心とか、それに対しての宗教の関与とか知ることができたのはよかったと感じた。
今もそうなのかもしれないが、聖職者といっても、なにも宗教に関することばかりやっているわけではなくて、かなりの数の聖職者が自然科学や哲学などの学問分野に並々ならぬ興味を持ち、一部はかなり本格的に学芸に身を入れ込んでいたと。。。
まあ、ルネサンス期とあって、ある意味、今以上に熱い時代だったわけである。
読んでいくと、ガリレオの地動説にかける情熱というか、執念というか、その意志を感じることができる。
ぜってぇ、おれの説が正しいんだ。。。と。
まあ、彼の場合は、それに根拠があって、その根拠は、彼が発明した高性能の望遠鏡を使った観測結果であった。
性能の良い望遠鏡を使ったので、木星に衛星があることや、月の表面が平らではないことなどをつきとめることができた。
そして、木星に衛星があることや、さまざまな計測からコペルニクスが唱えた地動説を支持するようになった。

内容の紹介(カバーより引用)
『異端審問によるガリレオ裁判は科学と宗教の歴史のなかでももっとも劇的な事件のひとつだ。
こんにちの目から見ると、黒白ははっきりしている
―――一方に潔白なガリレオと、他方に暗黒のローマ教会と。
この裁判をめぐる曲折に満ちたいきさつを、ガリレオ研究の最前線に立つ二人の著者が、第一次資料に依拠しながら、多くの謎と陰影にいろどられた登場人物たちの物語として再現する。
物語は、1587年、23歳、希望にあふれる青年ガリレオが有利な働き口を求めて、初めて「永遠の都」ローマを訪れる場面から始まる・・・・』

目次
第一章 職探しとローマへの道―初めての旅・1587年
第二章 名声の扉は突然に開かれる―二度目の旅・1611年3月29日~6月4日
第三章 ローマの雲―三度目の旅・1615年12月10日~1616年6月4日
第四章 ローマの陽光―四度目の旅・1624年4月23日~6月16日
第五章 星回りの悪い天―五度目の旅・1630年5月3日~6月26日
第六章 暗雲立ちこめるローマ―六度目の旅・1633年2月13日~7月6日

本書は、ひたすらガリレオとローマ教会との地動説と天動説の論争について書かれているので、本書を読むだけでは、ガリレオがそればっかりやっていたかのように思うが、ウィキペディアを読むとそればかりではないことが分かる。
まあ、天文学だけではなく、物理学とか技術の分野でもいろいろあると。。。。
また、失敗もあると。。。。
いくら有能な人間であろうと、完全無欠な人間などはいなくて、かならず欠点はあり、その欠点は、マイナスにはたらくことが多いかもしれないが、時にはプラスにはたらくこともある。
また、長所は、プラスにはたらくことが多いかもしれないが、時にはマイナスにはたらくこともあると。
話は戻るが、ガリレオの著書、論説は、当初、民衆や学者などさまざまな人々から称賛された。
しかし、次第に、ローマ教会の聖書解釈に合わないとして、ローマ教会から弾劾されるようになる。
そして、ついには、異端審問所審査で、ローマ教皇庁検邪聖省から謹慎処分という刑を受けることになる。
ガリレオは、ピサ生まれのフィレンツェ人であったが、強い個性を持つフィレンツェ人の特徴を色濃く兼ね備えていたといえるであろう。
彼が生きているうちには、地動説は、世間からは正しいとは認められなかったが、このおっさんの人生は、なんか充実した人生だったのではなかろうかと吾輩は勝手に思う。
まあ、やりたいことをやって、己の信じる説を強硬に主張し続けた人生だったわけである。
しかも、その業績は、後世に大きな貢献をした。
まあ、死後にその業績が認められたという世界に無数にあるケースの一つである人物の伝記である。
読む価値はあると思う。

自分の評価
★★★☆☆60点

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