タヌキおやじの日々の生活 太田垣康男「機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝」を読破!!     

太田垣康男「機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝」を読破!!



ガンダムサンダーボルトのサイドストーリー。
いささか、本編と画風が変わっていて、いつもの太田垣キャラよりリアルである。
サンダーボルトのキーワードの一つが音楽という文化であり、それを提供する登場人物がサンダーボルト放送局のDJであるナオミ(だっけ?)である。
サンダーボルト放送局というのは、連邦にもジオンにも属さずに運営されている海賊放送局であり、どのような放送局なのか、未だ不明である。
主人公のひとりのイオがジャズを好み、もうひとりのダリルはポップスを好む。
ある意味、伝統的な音楽と新鋭の流行歌のぶつかり合いとも言えるであろう。

目次
第1話 サンダーボルト放送局
第2話 ラストダンスは君と
第3話 Rescue me ①
第4話 Rescue me ②
第5話 Rescue me ③
第6話 レナードの帰還

サンダーボルト宙域で、一対一のMS戦に勝利するも、自機が大破し、行動不能になった連邦軍MSパイロット、シムズ少尉。
残った酸素が少なく、救援もすぐには望めない状況で、撃墜した敵のザクから酸素を奪おうとするも、敵のパイロットが負傷、意識を失っており、少尉は、彼を殺して酸素を奪うことに躊躇を覚える。
第一次世界大戦の塹壕戦でスナイパーが毎日、ある敵兵の様子を観察し続けるうちに敵兵に親近感を持ってしまい、ついには殺せなくなってしまうという逸話をどこかで聞いたことがあったが、そのような人間の心情の機微をうまく描いているといえると思う。
ラストダンスは君と、、、は、恋人のマーガレットを故郷において出征したボールのパイロットのトーマスが主人公。
まあ、あれです。男というのは、何かが成功に終わったら、おんなにプロポーズをしようとか、交際を申し込もうとか、よくあるわけです。
そういうときというのは、ある意味、男としての自信が高揚している時であり、また、時期的にもいいわけですよ。
ところが、往々にして、そんなにウマく事が運ぶわけもなく、ことが不成功に終わることが多いわけです。
管理人としては、そんなん関係なくプロポーズとか交際申し込みとかしちゃえば良いのにねと思うのですが、人間の心理としては、何かに成功したらとか条件をつけたがるわけですよ。
ある意味、「やる」「やらない」とかつぶやきながら花から花びらを一枚一枚抜いていって、やるかやらないか決めるのと本質的には同じであると思います。
この主人公のトーマスは、ほぼ迷いはないみたいですが、そんな最中の男の心情を描いた短編かと。。。
Rescue meは、戦争において多々ある戦争犯罪にまつわる話かと。。。。
現実問題として、戦争という非日常においては、いつもより多くの犯罪が起こるらしいです。
捕虜を虐殺したり、民間人を虐殺したりと。。。。
現代の軍隊においても、レスキュー部隊というのがあるわけです。
特に、戦闘機のパイロットというのは、育成に長時間とコストがかかっていて、簡単に育成できないので、撃墜された場合に、救助するための特殊部隊的なレスキュー部隊があります。
これらのレスキュー部隊は、自衛隊でもあって、災害派遣とか救難救助で活躍しています。
ジオン公国軍に敵味方なくレスキューするレスキュー部隊というのがあって、そればかりを条約に違反して攻撃する連邦軍のMSパイロットがいて、それに対して、救助されたジオン軍と連邦軍の将兵がレスキュー部隊と協力して、そのアブノーマルパイロットと戦うというストーリー。
管理人は、むかし語学留学して感じたのは、どこの国の人は仲良くできないとかそういった単純な考えではなくて、比率はあるものの、自国だけでなく、外国でさえ、仲良くなれる人となれない人がいるという現実ではなかろうかと。
ある状況に置かれれば、敵同士でさえ、協力することはあるという人類の未来を考える上での希望をみせようとした短編ですかね。
ドイツ軍とイギリス軍で一緒に大西洋で遭難して協力してボートの排水をしながらオールを漕いで生き残ったという例もあるそうなので、まあ、現実は、一般の人々が考えているよりはるかに複雑であると。。。。
相性もあるし、状況とか、文化の違いとかいろいろな要因が絡んでくるわけです。
最後のレナードの帰還はある意味、この短編集の中では一番単純かと。。。
サバイバルという一言につきます。
まあ、この短編集、すべてサバイバルにまつわる話ばかりなのですが。。。。
ファーストガンダムでのナレーターのあの名言、「君は生き延びることができるか?」というやつですね。

自分の評価
★★★☆☆55点

初巻の記事太田垣康男「機動戦士ガンダム サンダーボルト」1巻

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関東育ちの三十路親父です。
今は、関東に住んでいます。
現在、日本百名城攻略中!!
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「はやきこと風の如く、
 静かなること林の如し、
 攻めること火の如く、
 動かざること山の如し」。
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