タヌキおやじの日々の生活 司馬遼太郎「十一番目の志士」上下巻を読破!!     

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司馬遼太郎「十一番目の志士」上下巻を読破!!

暖かくなってきたけど、パッとしない天気が続くなあ。

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「世に棲む日日」に続いて、久しぶりの司馬遼太郎作品である。
「世に棲む日日」は、吉田松陰と高杉晋作が主人公だったけど、「十一番目の志士」は、天堂晋介という刺客が主人公である。
この作品、「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」などと較べたら、かなりマイナーだが、読んでみるとそれなりに面白かった。
主人公、天堂晋介のニヒルさがたまらなくいいです。
それに司馬遼太郎が書く決闘のシーンが迫力あってなかなかよい。

あらすじはというと、長州藩の下層の出である天堂晋介の剣の腕は尋常なものではなかった。
ふとしたことから晋介は、長州藩の攘夷派の首魁、高杉晋作に見込まれて、武士に取り立てられ、刺客となる。
そして、京で剣を振るい、江戸で剣を振るっていくうちに、幕末の情勢は、大きく変わっていき、その渦に晋介も飲み込まれていく、という感じである。

「世に棲む日日」と一緒に読むと二倍楽しめるであろう作品である。
しかし、あとで解説とウィキペディアを読んで知ったのだが、天堂晋介なる人物は、架空の人物であるらしい。
司馬遼太郎は、実在の人物と実際の出来事と巧く織り交ぜて書いているので、ついだまされてしまった。

幕末三大人斬りとして、肥後藩の河上彦斎、薩摩藩の中村半次郎、土佐藩の岡田以蔵がいる。
河上彦斎は、漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の主人公、緋村剣心のモデルとなったことや、佐久間象山を暗殺したことで有名である。
中村半次郎は、後に桐野利秋と名を変え、西南戦争で西郷隆盛を祭りあげたので有名である。
岡田以蔵も、坂本竜馬との交友関係から有名である。

人斬りと呼ばれた人々の生涯をウィキペディアで見るに、だれも天寿を全うしてないなあ。
因果応報というやつであろうか。

しかし、幕末に大活躍した人斬りたちだが、長州藩からは人斬りが出てないのである。
そこに司馬遼太郎は、着目して、長州藩出身の人斬りを書いたようである。
長州藩からは人斬りが出てないのは、興味深い点である。
議論が好きな国柄は人斬りには向かないのであろうか。
大勢で策略を練って、外国人居留地の焼き討ちとかはやるけど、一人で暗殺とかには向かない人々なのかもしれない。
もっとも人斬りになんか向いていたくないなあと思うが。。。

とりあえず、天堂晋介の活躍が楽しめる一冊であると思う。

自分の評価
★★★☆☆65点

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追伸

今回の記事で、200記事目となりました。
祝!!200記事。
ブログを始めたのが二年半前の10月だが、やっと200記事かという感じである。
毎日、更新されてるブロガーの方々は大したものである。
見習わないといけないなあ(汗)

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コメント

こんばんは!

TBありがとうございました!

なぜか手違いで、送っていただいたTBが消えてしまいまして、ご迷惑でなければもう一度送信していただけないでしょうか?
http://aoimon.blog7.fc2.com/blog-entry-1422.html
お手数おかけして誠に申し訳ありません!!m(__)m

本作は主人公だけが架空の人物で、創作性が高かったですね。
なんだか高杉の分身みたいでした。
幕末オールスター登場って感じで面白かったです~!
司馬さんの作品としてはマイナーですが、かなり好きな作品です♪(^O^)
  • 2011-02-24 22:50
  • URL
  • aoi #POQ5NLzM
  • Edit

Re: こんばんは!

コメントありがとうございます、aoiさま。

> 本作は主人公だけが架空の人物で、創作性が高かったですね。
そうですね~、危うく自分も実在の人物だとだまされるところでした(汗)

> なんだか高杉の分身みたいでした。
司馬遼太郎は、むしろ高杉晋作の方を書きたかったのではないかと。。。。
それにしても、一番最後に尼にされるおうのさんがかわいそうでした。
おうのさんが尼にされたのは、ほんとの話のようですね。

ではでは、よろしければ今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
  • 2011-02-24 23:40
  • URL
  • tatsunootoshigo #-
  • Edit

はじめまして

こんにちは!
トラックバックありがとうございました。
本作は本当に面白いですよねv
新選組と高杉さまが好きな身としては最後まで本当に楽しくって、
一気に読んでしまいました。

200記事達成おめでとうございます☆
  • 2011-02-26 18:22
  • URL
  • ヨウコ #-
  • Edit

Re: はじめまして

ヨウコさま、コメントありがとうございますm(_ _)m

高杉晋作とおうのさんの絶妙なコンビネーションがいいですよね(笑)
赤根武人は、ちょっとかわいそうだったような気が。。。。

> 200記事達成おめでとうございます☆
ありがとうございます。
これからも精進しまする

これからもよろしくお願いします
  • 2011-02-27 07:34
  • URL
  • tatsunootoshigo #-
  • Edit

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十一番目の志士 (下巻) / 司馬遼太郎

解説 出版社/著者からの内容紹介 長州の賎民の出である天堂晋助はその稀代の天稟を高杉晋作に見出され、幕府の要人小栗上野介暗殺の密命をうけ東奔西走する。風雲急をつげ...
  • 2011-02-25 17:16
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『十一番目の志士』/司馬 遼太郎

この記事をどこに分類するかで悩みましたが、 銀魂の高杉さま目当てに読んだ本ですので、 銀魂カテゴリに入れておきますv
  • 2011-02-26 18:15
  • 日々思うこと

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