タヌキおやじの日々の生活 山本七平「徳川家康」上下巻を読破!!     

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山本七平「徳川家康」上下巻を読破!!

放射能漏れに続いて水道水に放射性ヨウ素が含まれていた話題でもちきりである。
ツィッターなんかをみてたら、半分パニック状態に近いのではないかと。。。。
スーパー行っても、ミネラルウォーター置いてないしなあ。

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地震で読書が滞っていたのだが、ようやく山本七平の「徳川家康」を二週間くらいで読み終えた。
山本七平の著作では、「空気の研究」や「一下級将校の見た帝国陸軍」や「私の中の日本軍」や「孫子の読み方」を読んだことがある。
いずれも、日本人の弱点・短所を知る上で名著であった。
そして、この本は、題名の通り、徳川家康について考察した本なのであるが、ある意味、司馬遼太郎の徳川家康観のアンチを行く本であった。
司馬遼太郎は、あまり徳川家康を評価してなかったというか嫌っていたのではないかと吾輩は思う。
その理由として、徳川家康の保守性、狸親父ぶり(謀略などを行うところ)が上がるのではないかと思う。
保守性を示す一つとして、家康が起こした徳川幕府が、鎖国を始めたこと。
また、二つ目として、織田信長、豊臣秀吉と違って、重商主義ではなく重農主義であったことがあるだろう。
三つ目として、戦術的に自ら新しいものを採用せず、信長や秀吉が採用して効果のあったもののみを採用したことがあるであろう。
そして、徳川家康が始めた江戸時代という封建的、保守的な時代が、組織に忠誠を求める現代日本人の精神構造を形作ったと司馬遼太郎は書いている。

狸親父ぶりを示す理由は、豊臣家を滅ぼすにあたって、様々な謀略で淀君と秀頼を追い詰めていったことなどがあるだろう。

しかし、山本七平は、そんな司馬遼太郎に嫌われている徳川家康について一つ一つ反論しているのである。
かなりの部分で無理があるなあとも思ったが、もっともだと思ったところも少なくはない。
その当時において、力を持つものが、天下を治めるのが、当たり前であったと。。。。
淀君と秀頼には、その資格はなかったと。。。。
特に狸親父ぶり、策略を使うところは、一々しつこいぐらいに反論している。

そして、徳川家康が天下を治めることになった要因として、当時の世論、戦国の世に嫌気がさして、自分の領土を保証してもらえる主を求める大名たちの心理などがあげられるとの意味のことを書いている。
このような主張を書いた本は、吾輩、他に読んだことはないが、十分に考えられる心理なのではないかと思う。

また、徳川家康の用いた法治主義、武家諸法度などは、幼児期の今川家の人質となっていた時の経験がもとになっていると指摘している。
徳川家康の法治主義が現代日本人の法治主義のもとになっているのかなあ。
今の民主党のあまり賢くないような政治家もなにかと「法に基づいて粛々と」を繰り返すものなあ。
吾輩が思うに、法といえども人間の作ったものだから、例外はなく、ただひたすらに守ればよいものではないと思うのであるが。。。

小説ではないので、吾輩のような浅学の徒には、あまり面白く読めなかった。
なので、かなり飛ばし飛ばし読んでしまった(汗)。

自分の評価
★★☆☆☆45点

孫子の兵法の入門書としては最適。
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同じく
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日本人の気質を知る上で最適。
最近、ブログ、ツィッターでおこる「炎上」という現象を解明するのによい本かもしれない。
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