タヌキおやじの日々の生活 ドン・ジョーンズ・著、中村定・訳「タッポーチョ 太平洋の奇跡」を読破!!     

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ドン・ジョーンズ・著、中村定・訳「タッポーチョ 太平洋の奇跡」を読破!!

曇りと雨が続く梅雨の今日この頃。
明けると暑くなるんだろうな~

タッポーチョ 太平洋の奇跡 「敵ながら天晴」玉砕の島サイパンで本当にあった感動の物語 (祥伝社黄金文庫)タッポーチョ 太平洋の奇跡 「敵ながら天晴」玉砕の島サイパンで本当にあった感動の物語 (祥伝社黄金文庫)
(2011/02/04)
ドン・ジョーンズ

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映画「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」の原作で前々から読んでみたいと思っていたところに本屋に置いてあったので購入。
映画は、フィクションがだいぶ入っているが、こちらは、ほぼノンフィクションみたいである。
太平洋戦争中、日本軍が玉砕した後のサイパン島でゲリラ戦を続けた大場栄大尉の実話である。
著者のドン・ジョーンズ氏は、大場大尉らとサイパン島で戦った海兵隊員だったそうである。
敵側の兵士によって小説になったということは、非常に興味深いことである。
ほとんどの日本人は、あの戦争のことを忘れたがってるか、忘れているから。

冒頭で、大場氏が述べるには、
『できたものを見せてもらってみると、ところどころ、彼がフィクションの筆を加えているし、起こったことの解釈がわれわれ日本人とは違うところもある。
しかし、主なことはほとんど事実に沿っていて、アメリカ側から見たら、こういうことにもなるだろうと認められた。』
とある。
そして、訳者の中村氏のあとがきで、
『しかし、ジョーンズ氏には、大場さんに対して強烈なイメージがあって、それを明確にするために、一部フィクショナイズすることを譲らなかったところがある。
たとえば、当時、大場さん自身は、”玉砕”のみを考えていた、と言うのに対し、ジョーンズ氏は、それを”生き残って最後まで戦う”とした点である。』
と書かれている。
この辺は、日本軍人とアメリカ軍人の価値観の差であろう。
生還することを期待して出撃するアメリカ人と、死を覚悟して出撃する日本人の。

以前読んだ映画をもとに書かれた小説と比べて、内容的に非常に濃くて満足できたと思う。
数十キロメートル四方のジャングルの中で、敵の大軍に囲まれながら部隊を維持することの困難さは現代の我々にはなかなか想像もつかないと思うが、この小説は、その想像もつかないことに対して多少なりとも情報を提供してくれると思う。
同時に、極限状態におかれた集団のリーダーがどのように行動するのか、または、どのように行動すべきなのか、現代を生きる我々に問いかけている。

自分の評価
★★★★☆80点

参考記事
大石直紀「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」を読破!!

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現在、日本百名城攻略中!!
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