タヌキおやじの日々の生活 池波正太郎「忍びの旗」を読破!!     

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池波正太郎「忍びの旗」を読破!!

忍びの旗 (新潮文庫)忍びの旗 (新潮文庫)
(1983/09)
池波 正太郎

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池波正太郎の「忍びの旗」を再読する。
吾輩が初めて読んだ池波正太郎の作品であった。

甲賀忍びの小説である。
一口に忍びと言っても、それぞれの特技があり、特技に応じた忍びの活動をするそうである。
例えば、敵地に潜入してしかるべき職業につき、得た情報を送りつづける忍びもいるそうな。
また、一生のうちでまったく戦わない忍びもいるそうな。
そのような中で、戦場に出る忍びを「戦さ忍び」というらしい。
戦さ忍びである上田源五郎(本名、小杉虎松)が、本書の主人公である。

あらすじ(カバー裏面より引用)
『戦乱の渦がいやおうなく忍びの世界をも巻きこんだ豊臣秀吉の治世―――――
甲賀忍者・上田源五郎は、亡父の敵とは知らず、その娘を愛した。
彼の運命を変えたのは、実にこの時であった。
忍びの生死は闇から闇へ消えるもの。だが俺は・・・・
組織の非常の掟にそむき、執拗な追跡をうけつつも、人間の熱い血と忍者の過酷な使命とを、見事に溶け合せて生きぬいた男の流転の生涯。』

まあ、主人公、上田源五郎は、忍者の役目で、亡父の敵に間者として仕えることになるが、その娘を愛し、子を孕ませてしまうのだ。
その結果。。。。というお話だ。
若気の至りというものかもしれないが、甲賀を裏切る前の源五郎は、どうも甘いところがある。
そこを熟練の同僚忍びたちにいじられるのだが、そこらへんの機微が面白い。
しかし、秀吉による北条征伐が始まり、亡父の敵である山岸十兵衛と相対するうちに、戦乱から結ばれた山岸の娘とその家族を守るために、性根が座っていく様子が上手く描かれている。
源五郎が、山岸一家を守るために取った行動が本書のクライマックスの一つである。
あとは、ひたすら、甲賀の追手から逃げまくると。。。。
源五郎は、忍びの術を駆使して追手から逃げることに陶酔する訳である。
忍びの生死は、闇から闇へと消えるものと本書中でだれが言っていたが、父親と同じように源五郎もついには。

ともあれ、ほんとうの忍者が、こんな感じだったのかはわからんけど、戦国版ジェームズ・ボンドって感じで楽しんで読める一冊である。

自分の評価
★★★★☆80点

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2012年10月30日改訂。

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