タヌキおやじの日々の生活 吉村昭「吉村昭の平家物語」を読破!!     

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吉村昭「吉村昭の平家物語」を読破!!

今日の関東は強雨であった。
しかも寒い。

吉村昭の平家物語 (講談社文庫)吉村昭の平家物語 (講談社文庫)
(2008/03/14)
吉村 昭

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続けてまた吉村作品である。
本屋で吉村昭が現代語訳した平家物語があると知り、即購入する。
吾輩、平家物語はいつかぜひ読んでみたいと思っていながら、中学・高校と国語の古文は苦手だったので、二の足を踏んでいたのである。
自分の勝手な勘違いで、平家贔屓に書かれた物語であると思っていたがそうではないようだ。
平清盛については、あまりよく書かれていない。
でも、源平のどちらかを贔屓しているわけでもなく、比較的中立に書かれている気がした。
まあ、吉村昭が、手を加えている可能性もあるが。。。。

あらすじは、清盛の父の平忠盛の栄達を基盤にして清盛が太政大臣となり、平家が全盛を誇るようになり、その後、各地が反乱が起こり、その最中、清盛は病死し、源義仲に敗れて、平家は都落ちし、一ノ谷の合戦、屋島の合戦、壇ノ浦の合戦で源義経に敗れて滅び、隠れている平家一門の子供たちも鎌倉幕府の残党狩りによって殺されてしまうまでが書かれている。

あまり、盛者必衰の理以外には、教訓的なことは書かれていないが、平家が栄えている様子から滅びていく様子がよく分かって、国にしろ民族にしろ一族にしろこういうものだよなあと感慨深く読むことができたのである。
むしろ、滅び行く平家の方に力点が置かれているような気がする。

平家の落ち武者が隠れ住んだ徳島の祖谷という秘境に行ったことがあって、何もこんな所まで逃げてこなくてもよいものをと思ったものだが、最後の残党狩りの場面を読んでその気持ちも分かるような気がした。
敗れれば、即、死ぬことを意味する時代であったのだ。
頼朝は、自分が助けられて生き延び、平氏を滅ぼしたので、平氏を根絶やしにしなければ後々自分が滅ぼされる側になると思っていたのである。
まあ、当然の考えであると思う。
しかし、意外にも本書においては、頼朝の記述は少ない。
平清盛、平家一門、源義仲、源義経の記述でほとんどなのではないかと思う。
まあ、直接、平家の武将たちと戦ったということで義仲、義経の記述が多くなったものと推測する。
頼朝が出てくるのは、最後の残党狩りの場面が主である。
頼朝は、平氏一門だけでなく、身内の義経、範頼らを次々に殺していったことを考えると、身内をも信用できない猜疑心の強い性格だったようだ。

ともあれ、古文が苦手だが平家物語は読んでみたいという人にお薦めの一冊です。

自分の評価
★★★☆☆55点

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