タヌキおやじの日々の生活 高嶋哲夫「虚構金融」を読破!!     

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高嶋哲夫「虚構金融」を読破!!

資格の学校から帰ってきた。
しんどい上に寒さが身にこたえる。
風呂入って早く寝よ

虚構金融 (文春文庫)虚構金融 (文春文庫)
(2008/03/07)
高嶋 哲夫

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バブルが弾け、不良債権処理が終わる前の話だったので、時期的に古いかと思い、躊躇していたのだが、これがなかなか意外と面白かった。
本ブログを始める前に、同じ作者の小説である「ミッドナイト・イーグル」を読んだことがあったのだが、「ミッドナイト・イーグル」よりよく書けてると感じた。
ちなみに、「ミッドナイト・イーグル」は、北朝鮮が絡んでくる軍事ミステリーで、本小説は、銀行の不正行為にまつわる検察庁検事の活躍を書いたミステリーである。

あらすじはというと、有力地銀合併に絡む贈収賄事件で事情聴取を受けていた財務省キャリアである大貫が墜死し、自殺とされる。
しかし、主人公、後鳥羽検事は、事件との関連の薄い彼の死に不審を抱き、贈収賄事件の捜査と並行して、その死に隠された謎を追う。
そして、大貫が改革派議員と組んで日本再生のために大掛かりな日本経済改革を行おうとしていたことを知る。
事件は、財務省、日米政府を巻き込む大謀略に発展する。
という感じです。

不良債権処理の前の小説ということで古いと思いきや、今でも実際に問題となっているようなことが主題になっているような気がした。
例えば、官僚と政治家の関係などである。
不良債権処理後に民主党が政治主導を唱えて政権を取ったが、民主党の多くの政治家は政治主導とはすべて政治家がやることと勘違いしていた節がある。
すべて政治家がやれるわけがなく、本当の政治主導とは、政治家が官僚を使いこなすことであると吾輩は思う。
また、検察が官僚や政治家に対して事情聴取を行ったり、捜査を行う様子も興味深く読むことができる。
今の小沢秘書に対する検察の捜査もこのように行われているのかなあと思ったりもした。
政治経済、汚職、検察などだけに留まらず、家族愛などもテーマになっていてなかなか奥行きが深い作品に仕上がっていると感じた。

今読んでも十分面白い一冊です。

自分の評価
★★★★☆80点

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虚構金融 (小説:高嶋哲夫)

2003年の作品。都市銀行合併に関連して、銀行トップと金融庁長官、金融担当大臣の間で不透明な金の流れがあったことから、東京地検特捜部は周辺の捜査を行っていた。関係者 ...
  • 2011-12-08 20:17
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Author:tatsunootoshigo
関東育ちの三十路親父です。
今は、関東に住んでいます。
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