タヌキおやじの日々の生活 吉村昭「逃亡」を読破!!     

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吉村昭「逃亡」を読破!!

実家に帰省中。
食べ物が自動的に出てくるのは幸せなことです。
親に感謝。

逃亡 (文春文庫)逃亡 (文春文庫)
(2010/09/03)
吉村 昭

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いわゆる戦争物、戦記物ではない。
戦争下で犯罪を犯して逃亡を図る海軍兵卒の話である。
どうやらノンフィクションであるようだ。
解説でも書かれているが、なぜか、吉村昭の作品は、逃亡を扱った作品が多い。
「破獄」もそうだったし、「桜田門外ノ変」もそうだった。
まだ読んでないが、「長英逃亡」もそうらしい。
吾輩が思うに、数々の逃亡劇が映画化されているように、逃亡には人を惹き付けるものがあるのである。
吉村昭が扱ってるのは、その中でも特殊な状況での逃亡である。
戦時中であったり、幕末であったり、鎖国下であったりと。。。。

ともあれ、あらすじはというと、昭和19年、海軍の整備兵、望月幸司郎は、戦局の悪化に伴い、切迫した空気の張りつめる霞ヶ浦海軍航空隊で、過酷な日々を送っていた。
しかし、見知らぬ男の好意を受け入れたばかりに、海軍の軍用機を爆破して脱走するという運命を負う。
戦争という極限下で、人間社会の枠からはみ出してしまった幸司郎の逃亡の行方は。。。
という感じです。

最前線に出て戦うのも悲惨だし、内地にいて空襲にあうのも悲惨だが、内地でほとんど強制労働に近い仕打ちを受けるのもまた悲惨であると本書を読んで思った。
現代日本と較べれば、命が虫けらのように扱われていた時代であったのだ。
朝鮮人の強制労働についてよく糾弾されているが、なにも朝鮮人だけに限ったことではなく、日本人の人夫に対しても同じような待遇がされている場合があったのだなあと感じた。

読んでて辛くなる描写も多いが、主人公の生命力の強さがせめてもの救いである。

自分の評価
★★★☆☆55点

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