タヌキおやじの日々の生活 司馬遼太郎「人斬り以蔵」を読破!!     

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司馬遼太郎「人斬り以蔵」を読破!!

昨日は、資格試験の学校であった。
答練の結果は、酷いものであった。
あ~、簡単に楽に点数が取れる方法ってないかな~

人斬り以蔵 (新潮文庫)人斬り以蔵 (新潮文庫)
(1969/12)
司馬 遼太郎

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司馬遼太郎の長編物は、ほとんど読み尽したので、短編物を読み潰していこうかと。。。
短編集だと軽く見ていたのだが、これがなかなか面白かった。
司馬作品は、司馬遼太郎の主観が入っているのでドラマチックで面白いのだが、どこまでが本当なのか分からん。

一話目は、「鬼謀の人」。
村田蔵六、こと、大村益次郎の話である。
吾輩が崇拝する人物である。
この人については、司馬遼太郎は、長編で別作品「花神」を書いている。
吾輩は、「花神」を読んでから、この短編を読んだのだが、それなりに楽しめた。

二話目は、「人斬り以蔵」。表題作である。
岡田以蔵は、幕末三大人斬りとして有名である。
NHK大河の「龍馬伝」でも出てたし、坂本竜馬が主人公になると必ず登場するので、かなりの有名人であると思う。
でも、人斬りの常としてろくな死に方はしないなあと。。。
竜馬の頼みで勝海舟を護衛したり、お茶目な一面もあったりするんだけどね。

三話目は、「割って、城を」。
主人公は、古田織部正重然(ふるたおりべのしょうしげよし)と鎌田刑部左衛門(かまたぎょうぶざえもん)。
古田織部と言えば、最近、漫画「へうげもの」の主人公になっている。
へうげもの(1) (モーニングKC (1487))へうげもの(1) (モーニングKC (1487))
(2005/12/22)
山田 芳裕

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この漫画でも、ウィキペディアでも古田織部は、武将として茶人として活躍した人物と書かれているのだが、司馬遼太郎は、武には疎い、生粋の茶人として書いている。
このおっさん(古田織部)も意外な最期を遂げたんだなあと。。。なんでまた。。と
本短編を読んで、新たな発見であった。

四話目は、「おお、大砲」。
むかし、和州高取の植村藩に、「ブリキトース」という大砲(おおづつ)が居た。
徳川家康が大阪冬の陣で使用した大砲であったそうな。
主人公、中書新次郎は、子供の頃、その大砲を見せてもらったことがあった。
新次郎は、部屋住み(次男)の身であったが、訳あって、大砲方の家に入り婿となる。
そして、天誅組の変が起こり、植村藩はその標的となる。
新次郎の「ブリキトース」は、実戦に投入されることになる。
どこまで本当の話か分からないけど、江戸時代初期の遺物が幕末には、形だけの意味のないものに成り下がっていたという話である。
兵器なんてものは、すり減るくらいに使って習熟した後のものでないと、役に立たないということが分かる。

五話目は、「言い触らし団右衛門」。
塙団右衛門(ばんだんうえもん)が主人公。
戦国時代から江戸時代初期の武将である。
この頃は、いろいろ面白い人が多くてよかったんだろうなあと感じた。

六話目は、「太夫殿坂」。
幕末の大阪を舞台にした復讐劇である。
井沢斧八郎は、兄、庸蔵の跡を継いで、大阪詰となるが、庸蔵の死が他殺であることを知る。
そして、仇を討つために。。。。

七話目は、「美濃浪人」。
美濃浪人で医者の所郁太郎が主人公。
井上聞多が馬関戦争の折に攘夷派に斬られたが、それを手術して助けた人だそうな。
人間、どこかでなにかしらの役割があるものだなあと思った。
しかし、郁太郎は、行動に首尾一貫性がなく、そこら辺りが、歯痒く感じた。

八話目は、「売ろう物語」。
後藤又兵衛が主人公の一人。
才覚があっても、運がなかったり、妥協ができなかったりすると苦労するなあと。。。
後藤又兵衛が浪人することになったのは、黒田如水にも責任があったのではないかと思う。
息子で世継の長政より又兵衛をかわいがりすぎたと。。。
その結果、長政の嫉妬を買ってしまったと。。。
その上、世の中の基本原則として、才能が大きいものは、才能が小さいものの下ではなかなか働けないものである。
もっとも、長政に才能がなかったわけではなく、むしろある方で、後藤又兵衛が才能豊かでありすぎたと。。。
そこが、又兵衛の不幸であったかもしれない。
でも、武将としての死に場所を得られたという意味では幸せであったのかもしれない。
吾輩は、畳の上で死にたいなあ。

期待していなかった割には、面白かった。
さすがに、司馬作品である。

自分の評価
★★★☆☆60点

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『人斬り以蔵』 司馬遼太郎

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  • 2011-12-19 21:48
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