タヌキおやじの日々の生活 ジョー・サッター、ジェイ・スペンサー「747 ジャンボをつくった男」を読破!!     

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ジョー・サッター、ジェイ・スペンサー「747 ジャンボをつくった男」を読破!!

今日は仕事始めであった。
今年も頑張りすぎず、怠けすぎずやっていこうかと。

747 ジャンボをつくった男747 ジャンボをつくった男
(2008/03/13)
ジョー・サッター、ジェイ・スペンサー 他

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これまた再読である。
ボーイング747の設計チームのリーダーを勤めたエンジニアであるジョー・サッターの自伝である。
ボーイング747とは、アメリカのボーイング社が開発したジャンボジェットの名で有名な大型旅客機である。
昔、旅客機と言えば、真っ先に747を思い浮かべたものであった。
吾輩、幼い頃、おふくろに連れられて羽田-徳島間を往復するのに日本航空のYS-11によく乗ったものであった。
ちなみにYS-11は、戦後日本が初めて開発した国産中型旅客機であった。
YS-11に乗ることは、吾輩にとって無常の喜びであったのだが、747に乗ることはそれを超える夢であった。
その頃、旅客機と言えば、ジャンボジェットであったのだ。
そして、ジャンボジェットに乗ることがかなったのは、成人してからのことだったのだが。
そんなわけで、この本の紹介をネットで見た時は、即座にアマゾンで購入したのであった。

内容はというと、ジャンボジェットの設計チームリーダーで著者のジョー・サッターが、その生い立ちから第二次世界大戦を海軍士官として過ごし、ボーイング社へ旅客機設計エンジニアとして活躍し、747の設計リーダーを勤め、ボーイング社を退職するまでを書いている。
当然のごとく、747の開発の状況をメインにして書かれている。

解説の松浦晋也氏に言わせると、『「男の子の理想の人生」-本書の読後感はこの一言に尽きる。』とのこと。
全く、同感である。
『国家、産業、技術、芸術-なんでもいい。
あるものの勃興期に生まれ合わせ、その盛り上がりとともに人生を送るというのは素晴らしい、得難い幸運である』と。
また、氏が言うように、著者は、まさに男子の本懐を遂げた人物であると言ってよい。

吾輩、本書を読んで初めて知ったのだが、747の開発当時、ボーイング社では747の開発と超音速旅客機の2707の開発が並行して行われていたそうである。
超音速旅客機の開発が本命で、ジャンボジェットの開発は当初それほど期待されていなかったそうな。
超音速旅客機は、少量のペイロードを乗せて短時間で往復するというコンセプトであり、ジャンボジェットは、大量のペイロードを乗せて長時間で往復するというコンセプトであった。
超音速旅客機計画が本命視されたのは、軍用機において次々に超音速機が開発され、旅客機においてもという機運があったからであろう。
しかし、超音速旅客機は、実用化されたのが、ヨーロッパのコンコルドだけで、他は実用化されなかったのは、周知の通りである。
理由は、音速の壁を破るのに大量のエネルギーを消費し、コストが高くなってしまったことや、超音速飛行のため騒音が激しかったことなどが挙げられているのではと思う。
そして、本命馬でなかった747がベストセラーとなったのは、興味深い。
技術開発において、その進化が必ずしも一筋には進んでいかないことがよくわかる。
宇宙開発などにおいても同じようなことが言えるであろう。
アポロ計画などでアメリカは、使い捨てロケットの次に、何度も使用するスペースシャトルを開発して運用したが、逆にコストは高いものになってしまった。
その結果、スペースシャトルの次は、使い捨てロケット方式を採用している。

そのように、旅客機を一例として技術開発の歴史を紐解く上で興味深く読める。
また、著者が日本に好意を持っていることが書かれていて吾輩としてはうれしかった。
著者がリーダーとしてプロジェクトを進行する上でどのように問題を解決していったかが書かれていてなかなか面白かった。
リーダーを勤めるような技術者にはオススメの本です。

自分の評価
★★★★☆70点

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