タヌキおやじの日々の生活 塩野七生「ローマ人の物語1-ローマは一日にして成らず」を読破!!     

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塩野七生「ローマ人の物語1-ローマは一日にして成らず」を読破!!

今日は休みだというのに雨である。
先週もそうだったなあ。

ローマ人の物語〈1〉― ローマは一日にして成らずローマ人の物語〈1〉― ローマは一日にして成らず
(1992/07)
塩野 七生

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また最近多い再読である。
これもだいぶ昔に購入した本である。
吾輩が、大学生の頃ではないかと。。。
10数年ぶりに読んで面白いと感じるということはそれなりに名著なのではないかと。。。
題名通り、ローマ人について書かれた本である。
ローマ人とは。。。
Wikiによると、
『ローマ人は、古代ローマにおける国籍(ローマ市民権)を得た者。
その背景は時代や状況によって大きく異なる。
1.古代のイタリア半島中部に居住していたインド・ヨーロッパ語族系民族であるラテン人。
ローマは元々ラテン人の都市国家の一つであり、更にラティウム戦争で全ラテン人はローマ住民として両者は同一化した。
2.上記のローマ人が建設したローマ共和国およびローマ帝国(セウェルス朝まで)で、ローマ市民権を付与されたもの。
同盟市戦争を経て市民権を獲得したイタリア半島の在住者、補助軍での軍役や植民者との混血などでローマ化された人々に付与された場合が多い。
一方で多額の納税による取得や、異民族の有力者への名誉的な市民権の付与なども行われた為、ラテン人の血統を引かない者やラテン語話者でない人々も少数派ながら存在した。
3.帝政中期に行われたカラカラ帝による「アントニヌス勅令」後にローマ市民権を取得したもの。
この勅令は帝国内の全自由民がローマ市民権を保有することを定めたもので、その数は無秩序に拡大され単にローマ領内の民衆を指す言葉になった(特定の民族を意味しなくなった)。
東西分裂後の東ローマ帝国では住民の大半がギリシャ系であったが、ローマ市民権保持者として15世紀の帝国滅亡まで「ローマ人」と自称しつづけた。
滅亡後も、オスマン帝国は正教徒のことをルーム(ローマ人)と呼んでいた。』
そうな。
ナナミンが指すローマ人とは、上記の1の人々と、2の人々と、3のうちの西ローマ帝国が滅亡するまでの人々であるらしい。

そして、本書、第1巻では、古代ローマ建国から共和政ローマが確立するまでを書く。
建国については、ローマに関する神話について触れている。
どんな国でも建国にまつわる神話というものがあるわけである。
日本においては、古事記や日本書紀などであろう。
ローマの建国は、ギリシャ神話の英雄アイネイアスの子孫である、双子のロムルスとレムスにより建てられたそうな。
ギリシャ神話の英雄アイネイアスの子孫というのは、いかにも胡散臭いのだが、それ以降は、比較的、信用してよい記述なのではないかと思う。
ロムルスが一番始めにやったことが、他民族の女を略奪してきて自分たちの妻にすることであったと。。。
そして、略奪された他民族と争うことになるのだが、最終的には、その他民族を対等な立場で合同することになった。
その一番始めの例が、その後のローマ人の敗者をも同化するという性質を持つ原因となったようだ。

そして、やはり比較の対象となるのが、ローマ建国時に東方で繁栄を誇っていたギリシャ都市国家群である。
特に、アテネとスパルタについては相当な頁数を割いてその歴史を書いている。
アテネは、内ゲバが絶えなかったし、スパルタは、自国の文化や制度に普遍性がなく、他国の共感を得ることができなかった。

吾輩が、昔、テレビで見た番組では組織論について放映していて、
外の組織と敵対関係にあり、内で結束している組織、
外の組織と友好関係にあり、内で結束している組織、
外の組織と敵対関係にあり、内で仲が悪い組織、
外の組織と友好関係にあり、内で仲が悪い組織、
の四つでは、一番目が最も伸びる組織なのだそうだ。
ローマは、共和政が確立するまで、貴族・平民間の争いが激しかったが、改革によりそれを克服し、そのエネルギーを外に向けるようになる。
吾輩が見たテレビで述べられていたことが当てはまるなあと思った。

それと、第一巻の最後で、戦術の天才エピロス王ピュロスとローマ軍の対戦が書かれるのだが、ローマ軍は、ハンニバルと対戦する前にも包囲殲滅戦術を経験していたということが分かった。
その経験は、ハンニバルとの戦いにはあまり生かされなかったらしい。
日本に当てはめると、太平洋戦争に生かされなかったノモンハンの戦訓というところか。。。

古代のギリシャ人が書いたローマが興隆した理由は、
敗者をも自分たちに同化させる気質、
王政、貴族政、民主政を組み合わせた政治システム、
宗教に狂信的ではなかった気質、
が挙げられるそうだ。
要するに、バランス感覚と寛容さに恵まれていたと。。。
現代の日本人はどうなのかなと考えこまされる一冊であった。

自分の評価
★★★☆☆75点

次巻の記事
塩野七生「ローマ人の物語2-ハンニバル戦記」を読破!!

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まとめteみた.【塩野七生「ローマ人の物語1-ローマは一日にして成らず」を読破!!】

今日は休みだというのに雨である。先週もそうだったなあ。ローマ人の物語〈1〉― ローマは一日にして成らず(1992/07)塩野 七生商品詳細を見るまた最近多い再読である。これもだいぶ昔に購入した本である。吾輩が、大学生の頃ではないかと。。。10数年ぶりに読んで面白い...
  • 2012-03-30 20:06
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関東育ちの三十路親父です。
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