タヌキおやじの日々の生活 藤沢周平「凶刃-用心棒日月抄」を読破!!     

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

藤沢周平「凶刃-用心棒日月抄」を読破!!

凶刃―用心棒日月抄 (新潮文庫)凶刃―用心棒日月抄 (新潮文庫)
(2004/06/20)
藤沢 周平

商品詳細を見る


藤沢周平の「凶刃-用心棒日月抄」を再読した。
シリーズものらしい。
四作あるシリーズの中でも一番最後のものを始めに読んでしまった。
いきなり、中年の剣客である主人公が中年太りに悩まされているところから始まるのである。
しかし、中年は中年でもモテル中年である。
現代中年の希望の星になりそうな中年でもある。

ともあれ、あらすじはというと、
四十代半ばの青江又八郎は、藩の陰の組織「嗅足組」の解散を伝える密命を帯びて江戸に出府する。
しかし、その裏にある藩の秘密を巡る暗闘に巻き込まれてしまう。
幕府隠密、藩内の黒幕、嗅足組の三つ巴の死闘をくぐり抜けながら、藩の秘密に迫っていく。
というようなところです。

登場人物が多すぎて混乱するところが多々あり。
登場人物の索引が欲しかった。
また、話が複雑すぎて、最後の方にならないと、展開が理解しにくい。
しかし、さすがに藤沢周平の文章だけあって、洗練された文章である。
チャンバラありのミステリー時代小説というところである。
チャンバラは、藤沢周平だけあって、迫力ある描写になっている。
が、ネタばれになってしまうが、最後に主人公は親友と斬り合って殺すことになるのだが、エライあっけなく、読者が気付いたら殺されている状態なのだ。
それはないんじゃないのという感じである。
ここをクライマックスに持ってきてほしかった。

だが、全体的に幕府隠密と藩内の二勢力の三つ巴の死闘が上手く書かれている。
細部まで良く練られていて、展開に無理が少ないような気がした。
バッタバッタと人が死にまくるところは、血生臭いのが嫌いな方には向かないかもしれないが、まあ、剣客小説だから仕方がないのかなという感じもした。

吾輩、藤沢周平原作の映画「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」は観たことがあって、結構おもしろかった。
しかし、小説は、まったく読んだことがなかったので、読んでみたのだが、そこそこおもしろかった。
他のシリーズも読んでみたいところである。

自分の評価
★★★★☆70点

2012年7月26日改訂。

ポチっとお願いしますm(_ _)m
にほんブログ村 小説ブログへ
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

tatsunootoshigo

Author:tatsunootoshigo
関東育ちの三十路親父です。
今は、関東に住んでいます。
現在、日本百名城攻略中!!
座右の銘は、
「はやきこと風の如く、
 静かなること林の如し、
 攻めること火の如く、
 動かざること山の如し」。
よろしくです。
コメント、トラックバック、相互リンク、大歓迎です。

サイト内検索

日本百名城のインデックス

百名城インデックスへ

百名城以外のインデックス

百名城以外インデックス

博物館などのインデックス

博物館などのインデックス

タヌキおやじの足跡

タヌキおやじの足跡

※本ブログにおける訪問した場所の記事とグーグルマップを関連付けたホームページです。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 その他趣味ブログへ blogram投票ボタン

広告・宣伝

whiteheights-banner3.jpg

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。