タヌキおやじの日々の生活 浅田次郎「地下鉄(メトロ)に乗って」を読破!!     

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浅田次郎「地下鉄(メトロ)に乗って」を読破!!

地下鉄に乗って (講談社文庫)地下鉄に乗って (講談社文庫)
(2012/09/28)
浅田 次郎

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浅田次郎の「地下鉄(メトロ)に乗って」を再読する。
これも映画化された作品だ。
あらためて読むと、いい小説だなあと実感する。
家族の絆みたいなものがうまく描かれている。
また、戦前、戦中、高度成長期を懸命に生き抜いた日本人を美しく描いていると思った。

内容(カバー裏面より引用)
『永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは三十年前の風景。
ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。
さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。
だが封印された”過去”に行ったため・・・・。
思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。
吉川英治文学新人賞に輝く名作。』

さらに詳しくあらすじを説明すると、、、
小沼真次は、横暴で家庭を顧みない父親に反発して母親と共に家を出た過去を持つサラリーマンである。
彼は、ある日、同窓会に出た後、地下鉄に乗って降りた先は、東京オリンピックが始まる頃の昔の東京であった。
そして、昔、自殺をした兄に会うのであった。
それから、父親の過去、兄の自殺の謎に迫っていくというものである。

「父」「地下鉄(メトロ)」「時代」。
これが本書のキーワードかと。。。。
特に父性は、現代の家庭において、失われてしまったものである。
理系の人間からすると、タイムスリップしまくりだろと突っ込みたくなるが、順を追って、タイムスリップによって事実が明らかになっていき、話の展開が上手く構成されている。
まあ、一番始めにワルモノであった父親が、実を言うと、苦労人の善人であったというありがちな話ではある。
絶滅危惧種の父親像を書いたという意味で貴重な小説となるのではなかろうかとも思う。
人間関係が希薄化しつつある現代において、その大切さを感じさせてくれる一著である。

自分の評価
★★★★☆75点

2013年1月4日改訂。

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現在、日本百名城攻略中!!
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「はやきこと風の如く、
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