タヌキおやじの日々の生活 司馬遼太郎「妖怪」上下巻を読破!!     

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司馬遼太郎「妖怪」上下巻を読破!!

昨日は、集中豪雨があったのだが、先々週の土曜日も同じような感じだったなあ。
こういう事が続くと困るなあ。

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司馬遼太郎の作品の中では異色かもしれない。
第一に室町時代、応仁の乱直前を舞台にしている点と、第二に幻術の類がでてくる点で他の作品と特徴を異なるものとしていると感じた。
司馬遼太郎作品と言えば、吾輩が読んだ限りでは、源平期と戦国時代と幕末と明治維新がほとんどではないかと思うのだ。
まあ、小説の題材としやすい時代を選んで書いているという見方もできる。
応仁の乱などは、日本の現在に大きな影響を与えた出来事であるにもかかわらず、あまり小説化されているのを見たことがない。
まあ、細川勝元や山名宗全などは、現代日本人の心を惹きつけてやまないほどには魅力がないのかもしれない。
本小説は、歴史小説というよりかは、幻術などがでてくる時代伝奇小説と言えるかもしれない。
読者の評価が分かれそうな作品である。

上巻のあらすじ(カバー裏面より引用)
『怨霊や生霊の世界が身近にあった室町時代末期。
六代将軍の落胤という熊野の源四郎は「将軍になろう」と、飢饉と戦乱で荒廃しきった京へ上る。
都では八代将軍足利義政の御台所日野富子と、側室の今参りの局が権勢争いに明け暮れていた。
その暗闘に巻き込まれた源四郎を、幻術師・唐天子の奇々怪々な幻戯が襲う。』

下巻のあらすじ(カバー裏面より引用)
『足利家の当主のみが持つことを許されるという鬼切りの太刀。
しかし、太刀は今参りの局の里屋敷にあった。
日野富子は太刀を奪おうとするが、屋敷神・唐天子の幻戯により苦汁を味わう。
が、新たに管領細川勝元の策略が今参りの局に迫る。
応仁ノ乱前後、京に蠢く妖異の世界を鮮やかに描いた司馬幻想文学の傑作。』

極端に要約してしまうと、主人公の源四郎は、日野富子と今参りの局の権勢争いに巻き込まれて、今参りの局の屋敷神である唐天子に幻術にかけられては脱し、幻術にかけられては脱し、兵法者として鍛錬を積んで、幻術にかかり難くなったとされながら、結局、幻術にかけられるという繰り返しである。
そうこうしているうちに、応仁の乱が勃発すると。。。。。
これほどだらしない主人公も珍しい。
魅力に溢れる主人公を描くことが多い司馬遼太郎にしてはこれまた珍しく、他の作品とは異なる点である。

しかし、どうも幻術にかけられている様が吾輩としては、どうもピンとこなかった。
他の司馬作品では、戦場の様子や主人公が活躍する様子が生き生きと脳裏に浮かぶのにである。

そのようなわけで、この作品に対してはあまりよい評価を与えることができないな~と。。。。
しかし、人によってかなり評価が違うと思われる作品なので、一概に駄作とはいえないと思う。

自分の評価
★☆☆☆☆30点

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「はやきこと風の如く、
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