タヌキおやじの日々の生活 東野圭吾「白夜行」を読破!!     

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東野圭吾「白夜行」を読破!!

白夜行 (集英社文庫)白夜行 (集英社文庫)
(2002/05)
東野 圭吾

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東野圭吾の「白夜行」を一週間ぐらいで読み終えた。
分厚い小説だった。
内容的には、おもしろかったと思う。
でも、こういう小説ばかり読んでると人間不信になりそうだとも思った(笑)。
「白夜行」の続編だと巷で言われている「幻夜」を先に読んだのだけど、構成的に似ているなあと思った。
両方とも主人公が男と女の二人で、女が成功していく中で、男は、陰でそれを助け、その男女に関係する人々は何らかの不幸に巻き込まれるという構成になっていると思う。
ただし、二つの小説は、あくまで独立している。
あらすじはというと、大阪の廃墟ビルで、一人の質屋が殺される。
結局、事件は解決しないのだが、被疑者の息子「桐原亮司」と、容疑者の娘「西本雪穂」は、その後、それぞれ別々の人生を歩んでいく。
亮司は、成長していく中で、様々な法律に抵触する商売を行って、儲け、そのうちに、姿をくらます。
雪穂は、容疑者である母が、ガス中毒で死んだ後は、親戚の養子となるのだが、成長していく中で、彼女に関わった人間は、何らかの不幸に巻き込まれる。
いくつもの犯罪に二人が関わった証拠はないが、二人の関係が徐々に見え隠れしていく。

印象的なのは、亮司が、「昼間に歩きたい」「俺の人生は、白夜の中を歩いてるようなものやからな」という場面と、雪穂が、「あたしはね、太陽の下を生きたことなんかないの」という場面だ。
両人とも、普通の生活を密かに望みつつも、日の当たらない道を歩いていく。
そういう人間の悲しさを、東野圭吾氏はうまく描写していると思う。
亮司が、男の子と女の子が手をつないでいる切り絵を作る場面があるのだが、その男の子は、亮司で、女の子は雪穂だったんだなあと最後に思った。
亮司は、本当は、そういう幸せを望んでいたのである。

まあ、明るい小説の間に読んだ方がいい小説であるような気がする。

自分の評価
★★★★☆80点

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