タヌキおやじの日々の生活 渡辺洋二『双発戦闘機「屠龍」-一撃必殺の重爆キラー』を読破!!     

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渡辺洋二『双発戦闘機「屠龍」-一撃必殺の重爆キラー』を読破!!

必中への急降下に続く渡辺洋二作品。

双発戦闘機「屠龍」―一撃必殺の重爆キラー (文春文庫)双発戦闘機「屠龍」―一撃必殺の重爆キラー (文春文庫)
(2008/07/10)
渡辺 洋二

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屠龍(とりゅう)とは、二式複座戦闘機の愛称で、第二次世界大戦時の大日本帝国陸軍の戦闘機である。
開発・製造は川崎航空機(現在の川崎重工)であった。
ちなみに下の戦闘機。
Kawasaki_Ki-45.jpg
いわゆる、エンジンとプロペラが両翼に二つ付いている双発戦闘機である。

そんな屠龍の開発・製造から実戦運用、その終わりまでが書かれている。
ナチスドイツのBf110双発戦闘機と同じで、大戦前は、双発戦闘機でも単発戦闘機と互角に戦えると考えられていたので、屠龍も多くの双発戦闘機と同じく長距離戦闘機として使用されることを目的として開発された。
しかし、戦争が本格的になるにつれて、双発戦闘機は、とてもではないが、単発戦闘機には敵わないことが明らかになるのである。
その結果、Bf110と同じように、夜間戦闘機や対爆撃機用の戦闘機として使用されるようになる。
まあ、海軍の「月光」戦闘機も同じようなものである。
読んでいると、37mm対戦車砲を改造したものや37mm機関砲を搭載して、B17やB24やB29に立ち向かったとのこと。
37mmなんてすごいなと。。。
反動がすごそうである。

本土防空戦では、高高度性能の不足により悪戦苦闘したみたいである。
陸軍は、高度一万メートル以上を飛行するB29を撃墜するために、屠龍の後継機である、ターボ過給器がついたキ102を開発する。
しかし、その頃には、B29は、中高度で飛行するようになっており、手遅れであったと。。。
敗戦間際には、日本は、実用的なターボ過給器の開発に成功していたのだと本書で初めて知った。
それにしても、対戦車ロケットにしても、ターボ過給器にしても、機載レーダーにしても、日本軍の新兵器は間に合わないものが多過ぎる。
きっと、技術マネジメントがまずいんだろうなあと思う。

ただ、我々の爺様たちが、高高度性能に劣る屠龍を駆って、B29といかに悪戦苦闘したかが書かれている。
屠龍という戦闘機は、零戦とか隼と較べると、マイナーだが、通好みの戦闘機である。
これもマニア向けの一著である。
屠龍について知りたい人には、必見の一著。

自分の評価
★★★☆☆60点

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