タヌキおやじの日々の生活 横山秀夫「クライマーズ・ハイ」を読破!!     

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横山秀夫「クライマーズ・ハイ」を読破!!

クライマーズ・ハイ (文春文庫)クライマーズ・ハイ (文春文庫)
(2006/06)
横山 秀夫

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1985年に起きた日航機墜落事故を舞台にした横山秀夫著の小説「クライマーズ・ハイ」を一週間で読み終えた。
テレビ化も映画化もされている作品である。
結構、面白かった。
滅多に思い出さない昔のことをまざまざと思い出させた小説だった。
事故当日のこと、自分は、小学三年生で、夏休み中だった。
ちょうど、夜に徳島市の母方の祖父の家で、祖父とおふくろと自分とで、NHKの戦争特集を見ていた。
そうしたら、日本航空の○○○便が行方不明になったというニュース速報が流れたのを覚えてる。
そのとき、自分は、この時代に飛行機が行方不明になるなんてことがあるのかなと思ったのを覚えてる。
しばらくして、日航機が、御巣鷹山に墜落したことがわかって、それから数週間は、新聞の一面は、墜落事故のことばかりだった。
滅多にない大惨事であった。

小説のあらすじはというと、群馬県の地元紙の遊軍記者、悠木和雅は、衝立岩の登攀を予定していたが、突然、航空機事故が発生し、その事故の全権デスクに任命される。
そして、航空機事故の全権デスクを勤めながらも、共に衝立岩に登る予定だった同僚が植物状態になったり、その同僚の知らなかった一面を知ったり、不仲である息子との葛藤を経験したり、組織の相剋を経験したり、あらゆる場面で己を試されるというものである。

ちなみに、クライマーズ・ハイとは、登山者の興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺してしまう状態のことだそうだ。
登山者は、クライマーズ・ハイが解けた瞬間から、一気にそれまで抑えられていた恐怖感が襲ってきて、何もできなくなってしまう。
なぜ、題名がクライマーズ・ハイなのか、読んでみるとよくわかると思う。
自分の世代は、バブルの崩壊というのが、すごく大きな事件なんだけど、これも一種のクライマーズ・ハイだなあと思った。
この小説は、バブルがはじける前のよく言えば、熱い時代、悪く言えば、イケイケドンドンの時代の風潮をよく描いていると思う。
久しぶりに歴史、ミステリー以外で、面白い小説に出会えたような気がする。

自分の評価
★★★★☆85点

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