タヌキおやじの日々の生活 司馬遼太郎「真説宮本武蔵」を読破!!     

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司馬遼太郎「真説宮本武蔵」を読破!!

今晩は、地球に最も近づいた状態の月、スーパームーンが見れるということで、デジカメで撮影すべく準備万端にしていたのだが、あいにくの曇り空であった。無念orz

新装版 真説宮本武蔵 (講談社文庫)新装版 真説宮本武蔵 (講談社文庫)
(2006/04/14)
司馬 遼太郎

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宮本武蔵の長編かと思いきや、複数の剣客について描いた短編集であった。
宮本武蔵の小説というと、吉川英治のものが有名すぎるほどに有名だが、実像は違うと異論を唱えたのが、本作である。
まあ、どちらにしても生々しい人物であることには変わりはないような気がする。

内容の紹介(カバー裏面より引用)
『史上最強の剣豪といわれる宮本武蔵。
彼の才能の中で、最も卓越したのは「見切り」という計算能力だった。
試合の相手を選ぶとき、必ず己より弱いと見切ってからでなければ、立ち合わなかった・・・。
通説の裏に潜む、武蔵の実像に迫る表題作ほか、さまざまな生き方をした、有名無名五人の剣客を描く短編集。』

第一作が、表題作で「真説宮本武蔵」。
ウィキと較べてみると、いろいろな説があるのだなと思う。
しかし、吉岡一門との決闘についての記述は双方とも一致している。
養子伊織の創作、脚色であると。。。。
また、本作では、武蔵は、関ヶ原を足軽として戦い、島原の乱でも将として戦ったとしている。
それに対して、ウィキでは、関ヶ原を黒田軍の配下で九州で戦い、大坂の陣でも徳川方として戦ったとしている。
いずれにしても、武蔵は、剣術ではなく、将として采配を振るってみたいという願望が強かったようである。
吾輩が推測するに、剣術はあくまでも名声をえるための術であって、本当の目的は、将として成功することであったのであろう。
いろんな人が武蔵を書いているので読み比べてみるのも良いかもしれない。
井上雄彦が描く「バカボンド」は、吉川英治の小説を土台にしているみたいだ。
これについては、吾輩は、チェックしているのだが、なかなか面白い。

第二作が、「京の剣客」。
吉岡一門視点の吉岡一門と宮本武蔵の戦いを書いた本。
吉岡一門との決闘といったものはなく、京都所司代の前で公式な仕合として、吉岡清十郎と武蔵が闘い、引き分けに終わったとしている。
このへん、真実はどうだったのであろうか。
おそらく、たくさんの研究者が探究しておられると思うが、最新の研究結果が知りたいものである。

第三作が、「千葉周作」。
幕末の有名な剣客である千葉周作の短編。
司馬遼太郎は、千葉周作について長編を書いているので、その前に書かれたものであろうか。
長編の方は、かなり脚色がされていて、こちらの方が、実像に近いような気がする。
参考
司馬遼太郎「北斗の人」上下巻を読破!!
※これが長編のレビュー。

第四作が、「上総の剣客」。
千葉周作の四天王といわれた森要蔵のお話。
おだやかさまと呼ばれた、一見、穏やかそうな人であったが、実をいうと。。。というお話。
この人は、戊辰戦争を白河方面で戦って、親子で戦死したそうな。

第五作が、「越後の刀」。
これは、完全な創作であろうと思われる。
上杉謙信由来の刀をめぐって、牢人、米沢藩などが、血眼になる。
過度の執着は、身を滅ぼすというお話である。

第六作が、「奇妙な剣客」。
戦国時代に平戸で起こったポルトガル人と日本人の争闘について描く。
バスク人の剣士と日本の武士が主人公である。
少し前の異種格闘技戦というのがはやったが、バスク人剣士と日本武士の斬り合いなども似ているところがあるかもしれない。
結果は、日本人側が優勢であったようだ。
バスク人剣士は、斬り死にしている。
現代においても、フェンシングと日本の剣術のどちらかが強いかやってみると面白いと思ったw

自分の評価
★★★★☆85点

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関東育ちの三十路親父です。
今は、関東に住んでいます。
現在、日本百名城攻略中!!
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「はやきこと風の如く、
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 動かざること山の如し」。
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