タヌキおやじの日々の生活 新田次郎「劔岳-点の記」を読破!!     

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新田次郎「劔岳-点の記」を読破!!

劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
(2006/01)
新田 次郎

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新田次郎の「劔岳 点の記」を読み終えた。
実話を元にした山岳小説である。
ものすごく面白かった。

舞台は、日露戦争直後の明治。
測量官、柴崎芳太郎は、前人未踏と言われ、決して登ってはいけない山と恐れられた北アルプスの劔岳山頂に三角点を設けるように命令を受ける。
その背景には、その頃日本にできはじめた山岳会が、劔岳を初登頂するのではという上層部のあせりがあった。
柴崎は、山岳会より先に劔岳を初登頂することができるのか???

ちなみに、主人公の柴崎芳太郎(しばざき よしたろう、1876年~1938年)は、陸地測量部の測量官を務めた陸軍技師だった人物である。
山形県に生まれ、陸軍軍人を志し、その後、陸軍技師となった。

この小説を読むと分かるが、衛星による地図作成などできなかった昔は、人が山の中まで入っていって、三角点を設けて測量して地図を作成していた訳である。
凄まじい苦労があったであろう。
特に山岳地帯の測量は、苦労は並大抵のものではなかったであろう。
山岳地帯の奥地までわけいって、地図を作成していった人々の苦労と努力には、まったく頭が下がる思いである。
今でも、山の中に携帯電話の基地局を設置している人々は、似たような苦労をされているかもしれないが、まあ、明治時代の地図の測量の方が大変であっただろうと推測する。

ともあれ、明治という時代の未知のものに対する挑戦心とかそういうものを感じることのできる小説であったと思う。

蛇足だが、この小説は映画化もされている。
2009年公開の同名の映画で、柴崎芳太郎を浅野忠信が演じている。
そして、その妻役を宮崎あおいが演じていたのではなかったかと思う。
こちらは未見だが、なかなか面白そうではある。

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浅野忠信、香川照之 他

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自分の評価
★★★★☆90点

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