タヌキおやじの日々の生活 碇義朗「幻の戦闘機-零戦後の陸海軍の開発秘話」を読破!!     

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碇義朗「幻の戦闘機-零戦後の陸海軍の開発秘話」を読破!!

幻の戦闘機―「零戦」後の陸海軍機の開発秘話 (光人社NF文庫)幻の戦闘機―「零戦」後の陸海軍機の開発秘話 (光人社NF文庫)
(2003/08)
碇 義朗

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久しぶりに軍事物を読んだ。
太平洋戦争記における日本軍の戦闘機の開発を書いた本である。
戦記物は、かなりの数を読んだけど、試作戦闘機を網羅した本は読んだことがなかったので、興味深く読めた。
それにしても、すごい数の戦闘機の試作を当時の日本陸海軍は行っていたのだなあと思う。
そのことによって、少ない資源を無駄に使っていたことは言うまでもない。
陸軍、海軍、それぞれの中でも似たような戦闘機をたくさん試作し、陸軍、海軍で別々に似たような戦闘機を試作するので、重複している部分が相当にあったのではないかと思う。
重複投資・重複研究の無駄というやつである。
それに対し、連合軍側は、多くの資源を絞った機種に集中して投入したのであった。
重複投資・重複研究については、今でも、日本国内で似たようなことが行われているんだろうなと思う。
縦割り行政の弊害というやつである。
戦争の現実に目を背けるのではなくて、直視する必要があると思う。

無数に試作された試作戦闘機だが、そのほとんどに共通しているのが、エンジンの出力不足と用兵側の要求過多によって予定されていた性能が達成されなかったということである。
先ほど述べた、限られた設計陣を数多くの試作に投入してしまったことに加え、戦闘機開発におけるマネジメントの欠如を感じる。

ともあれ、試作戦闘機というと、我が輩にとっては、心躍らされる飛行機であることは間違いない。
本書で挙げられる戦闘機は、
第一章、悲劇のロケット戦闘機「秋水」。
秋水
(ウィキペディアより引用)
第二章、幻の名機の運命「烈風」。
烈風
(ウィキペディアより引用)
第三章、高度一万メートルの壁「キ87、キ94」。
キ87。
キ87
第四章、恐るべき未完の甲戦「陣風」。
第五章、双発の戦う翼「キ96、キ102、キ108」。
第六章、B29を迎撃せよ「天雷、電光」。
天雷(ウィキペディアより引用)。
天雷
第七章、空飛ぶ砲兵「キ109、キ93」。
第八章、液冷エンジンの高速機「キ60、キ78」。
第九章、時速八百キロの鴨「震電」。
第十章、変わり型試作機「キ98、閃電」。
第十一章、難航したジェット機「橘花、火龍」。
橘花(ウィキペディアより引用)。
橘花

この本を読んで感じるのは、現代の日本には、戦争の教訓が生かされてないんだなあということである。
また、同じく今も昔も変わらないのが、マネジメントの不在に苦しみながらも奮闘する設計陣であろうか?

自分の評価
★★★☆☆55点

2012年5月1日改訂。

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