タヌキおやじの日々の生活 佐江衆一「士魂商才-五代友厚」を読破!!     

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佐江衆一「士魂商才-五代友厚」を読破!!

士魂商才<五代友厚> (講談社文庫)士魂商才<五代友厚> (講談社文庫)
(2009/10/15)
佐江 衆一

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佐江衆一著「士魂商才」を再読する。
佐江衆一という作家の作品は、この作品を読むのが初めてであった。
文章が巧く、読みやすい。
それに、ストーリーとしてもあからさまな脚色はされていない感じである。

ちなみに、主人公の五代友厚(ごだい ともあつ、1836年~1885年)は、薩摩藩士、実業家だそうな。
幼名は徳助で、元服してからは、才助、明治維新後は友厚を名乗った。
関西経済界の重鎮であり、明治維新後、瓦解寸前の大阪経済を立て直すために、商工業の組織化、信用秩序の再構築を図り、「大阪の恩人」と称される。
東の渋沢栄一、西の五代友厚とも称されるそうな。
(例によってウィキペディアから引用)

下の人物。
五代友厚

イケメンである。
イケメンだけに、妾が何人もいて子宝にも恵まれたようである。

話を元に戻すと、吾輩は、五代友厚については、あまりよく知らなかったのだが、薩摩武士の中でも異色の人と言っていいだろう。
それというのも、薩摩藩士で明治維新後、軍人や政府の高官になった人物は多かったが、商人になった人物は少ないのではないかと思うからだ。
その商才は、薩摩藩の武器の購入を担当したことから磨かれたようである。
また、他の薩摩隼人とは違って、独立心が強かったみたいだ。
人物としては、坂本龍馬に近かったのではないかと思われる。
ただ、坂本龍馬が、土佐藩を脱藩して浪人として行動したのに対し、五代才助は、あくまでも薩摩藩士として行動している点は異なる。

西南戦争前に、あまり実務能力がない薩摩藩士は、西郷に従い、実務能力がある薩摩藩士は、政府に残った傾向があるが、五代才助も大久保利通に従っている。
本書では、西郷がほとんど出てこない。
大久保利通は、頻繁に出てくるのにだ。
薩摩隼人を書いた小説としては珍しい。
西郷隆盛からは、あまり影響を受けなかったのかもしれない。
これも、五代友厚(才助)の特徴の一つかもしれない。

明治維新における殖産興業をたすけた人物がどのような人生を送ったかということを知る上で面白く読める一冊かと思う。

自分の評価
★★★☆☆65点

2012年6月19日改訂。

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