タヌキおやじの日々の生活 志村嘉一郎「東電帝国―その失敗の本質」を読破!!     

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志村嘉一郎「東電帝国―その失敗の本質」を読破!!

東電帝国―その失敗の本質 (文春新書)東電帝国―その失敗の本質 (文春新書)
(2011/06)
志村 嘉一郎

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その失敗の本質とあるが、主に東京電力の歴史を書いた本だと思う。
会社の数だけその歴史があるが、東京電力の歴史も凄まじい。
著者の志村嘉一郎氏は、朝日新聞の経済部記者だった人らしい。
会社とか業界の歴史は詳しいが、技術についての記載は少なかったように感じた。

内容の紹介(カバーより引用)
『東電帝国 その失敗と本質
札束で政治家を、天下りポストで役所を、寄付金で学会を、潤沢なPR費でマスコミを支配し「原発安全神話」をつくり上げてきた東京電力。
元朝日新聞電力担当記者が、長年の取材を元に「驕りの帝国」の実像を描く。』

目次
まえがき
第一章 なぜ、福島に原発だったのか?
第二章 朝日が原発賛成に転向した日
第三章 木川田天皇と平岩外四侍従長
第四章 カネと政治と天下りと
第五章 ”電力の鬼”がつくった会社
第六章 「東電帝国」崩壊の始まり
あとがき
主要参考文献

著者は、福島原発事故の原因を東電の官僚主義化と、原子力村の存在と、原子力神話の存在としている。
どうしても、組織が時を経るにつれて、官僚主義が蔓延するのは防げないものだが、東電の場合は、社長が経営企画部出身者ばかりで、原子力出身者が社長になることがなかったためもあるとしている。
ジェネラリストが経営企画部にいる人間しかいなかったためらしい。
原子力関係の人材は、その中にこもってしまって、経営に関与しなかった、できなかったと。。。
また、原子力神話を作り上げたために、本当に事故が起こった時の対応を考えなかったと。。。
また、東北電力と較べて、地震に対する考えが甘かったことも指摘してる。
それに、バブルが弾けたあとは、コストに対する意識が強くなり過ぎた結果、安全を軽視しがちになったと。。。
戦前、戦中の日本の電力業界から高度成長期の日本の電力業界の様子も詳しく書かれている。
高度成長期において、原発を推進するために、政界、学会、マスコミにカネをばらまくところは、非常に生々しい。
ただ、全体的に、失敗の本質についてはあまり書かれていなくて、昔の経営者は立派だったが、今の経営者は情けないという主張が強いように感じた。
そうだとすれば、なぜ、そのようになっているのか、どう対策すればよいのかを書いてほしいところであった。

自分の評価
★★★☆☆60点

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