タヌキおやじの日々の生活 早坂隆「指揮官の決断―満州とアッツの将軍 樋口季一郎」を読破!!     

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早坂隆「指揮官の決断―満州とアッツの将軍 樋口季一郎」を読破!!

指揮官の決断―満州とアッツの将軍 樋口季一郎 (文春新書)指揮官の決断―満州とアッツの将軍 樋口季一郎 (文春新書)
(2010/06)
早坂 隆

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日本陸軍の将軍であった樋口季一郎について書いた本である。
あまり一般的に有名な人ではないと思うが、満州の特務機関長であったときに、ナチスに追われたユダヤ人を助けたのと、北部軍司令官として、アッツ島玉砕やキスカ島撤退を指揮し、終戦直前・直後のソ連の侵攻に対して占守島の戦いを指揮したことで知られる。
まあ、ユダヤ人を逃がしたことはオトポール事件と呼ばれるそうだが、杉原千畝の影に隠れて、あまり知られていない。
また、占守島の戦いのことも、敗戦の影に隠れて、あまり知られていない。

内容の紹介(カバーより引用)
『昭和十三年、ナチスに追われたユダヤ人を満州に逃がした陸軍軍人・樋口季一郎。
五年後、戦局が傾く中、今度は司令官として非常の決断を迫られる―――。
運命に翻弄されたヒューマニストの生涯を追い、戦場における生と死のドラマを描く力作評伝。』

目次
序章
第一章 オトポール事件の発生
第二章 出生~インテリジェンスの世界
第三章 ポーランド駐在~相沢事件
第四章 オトポール事件とその後
第五章 アッツ島玉砕
第六章 占守島の戦い
最終章 軍服を脱いで
あとがき
樋口季一郎年譜

この人は、幼年学校から士官学校、陸軍大学校と進んだ、エリートコースを進んだ人であった。
一般に、このエリートコースを進んだ人は、評判が悪い人が多いが、樋口季一郎は、例外であったようだ。
この人は、石原莞爾と親友であったそうだ。
一方で、上官であった東条英機ともうまくやっている。
しかし、樋口の東条に対する評価は、善にして愚というものであったようだ。
基本的に、バランス感覚に優れた人物であったと思われる。
石原莞爾との交友をみるに、類は友を呼ぶというのは、ある程度、当たっているなと感じる。
これは、山本五十六の陸軍での交友関係をみても、同じことを感じる。
山本五十六は、今村均などと仲が良かった。
樋口は、かなり運が良かった人と言ってよいのでなかろうかと思う。
東條に気に入られていたから、激戦地に行かされることもなく、無理使いされることもなかった。
山下奉文とかとは、対照的と言ってよいと思う。
まあ、日本陸軍にどういう人がいたかということを幅広く知るためによい本かと思う。

自分の評価
★★★☆☆55点

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